佐賀クチコミグルメ

2018年10月01日

「寅ちゃんうどん」Vol.88

シンプル、だけどディープ
いいとこ取りの佐賀創作うどん

肉うどん 600円
 佐賀駅改札口から徒歩1分、今年で創業41年の『寅ちゃんうどん』。駅のうどん屋といえば早い、安い、味は普通というメージが強いが、「うどんは出汁。和風出汁はどの料理よりも奥深い」と店長の石井洋義さんが語るように、研究を重ね続け開発した唯一の味が、毎日平均200人もの胃袋を満たし続けている。

焼うどん 680円
 佐賀・神崎で140年余りの歴史を持つ、井上製麺による国内産100%の自家製麺に加え、脊振山系の天然マイナスイオン水を使用。出汁は北海道の昆布、鹿児島のカツオ、瀬戸内のイリコからとる。モチモチの食感にツルっとしたのど越し、透明で美しく滋味深い味わいのスープ。お隣・博多のやわ麺でもなく、讃岐のようにコシが強くもない。「佐賀うどんという定義はないですが、いいとこ取りですかねえ」と笑う石井さん。麺から塩分が溶け出し、ちょうど良い加減で出汁のうまみを吸うようにゆで時間を徹底して考えて決め、夏と冬とでは麺の太さも変えているという。

 実は石井さん、『寅ちゃんうどん』の前は欧風カレーの聖地といわれる『白山文雅』の厨房に立っていたことも。小さい頃から料理好きで、文雅のカレーの味に衝撃を受けて店に頼み込む形で修行に励み、ある日『寅ちゃんうどん』に立ち寄ったところ、再び味に衝撃を受け、門を叩いたのだとか。人気のカレーは文雅時代の経験が大いに生きている。

カレーセット 720円
 身体にスーッとおさまっていくような、一言でいうと優しいうどん。思わずスープも全部飲み干していたが、喉は全然乾かない。「思惑通り(笑)!お椀が空っぽになっているのを見るのが一番のやりがい」と石井さん。 7年前の店長就任時、水、麺、素材を見直し、メニューを一新。「麺ありきのうどんですが、出汁や素材すべてを麺が巻き込んで初めて美味しい『寅ちゃんうどん』になるんです」。まるで少年のようにキラキラした瞳で語る石井さん。美味しいうどんとは「毎日食べても飽きないうどん」だそう。うどん…、深い。


店内店内
店内店内

DATA


■住所 佐賀市駅前1-11-1えきマチ1丁目佐賀(東館) MAP
■TEL 0952-23-2641
■営業時間 10:00~20:30OS
■店休日 無休
■席数 52席(カウンター・テーブル・小上がり)
■カード使用 不可
■駐車場 JR佐賀駅南口駐車場えきマチ1丁目佐賀駅東パーキング(駐車場券発行有)
■喫煙 禁煙
■Menu かけうどん380円、丸天うどん430円、ゴボ天うどん430円、カレーうどん510円、釜揚げうどん520円、山かけうどん600円、肉キムチ700円ミックスうどん800円、トッピング(とろろ昆布、玉子など50円~)、かしわおにぎり、いなり各2個200円 ほか ※そばメニューあり(+20~30円)

麺・スープ・トッピングのお持ち帰りもどうぞ☆

取材:森泉敦子




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