パワハラ疑惑告発した元兵庫県民局長が姫路市内で死亡、自殺か 家族から行方不明届 

斎藤知事の告発文書問題

斎藤元彦知事
斎藤元彦知事

兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラ疑惑などを告発する文書を作成した元県西播磨県民局長の男性(60)が亡くなっていたことが8日、関係者への取材で分かった。自殺とみられる。

関係者によると、7日夜、男性の家族から県警に行方不明届が出された。県警が行方を捜索したところ、同県姫路市内で亡くなっているのが見つかった。

男性は今年3月、斎藤氏のパワハラや県幹部らの違法行為などを告発する文書を作成し、一部の報道機関や県議らに配布した。県は男性を解任、同月末の退職を認めず保留にした。5月には、文書の核心部分が事実でないとして、別の理由と合わせて男性を停職3カ月の懲戒処分とした。

一方、斎藤氏は同月21日、県の内部調査の中立性を疑問視した県議会による要請を受け、第三者機関による再調査を決定。県議会6月定例会では、最大会派の自民などが地方自治法に基づく調査特別委員会(百条委員会)の設置を求める動議を提出し、県議会として51年ぶりに百条委が設置された。

百条委はこれまで2回開かれ、今月19日に開催予定の第3回会合では、亡くなった男性の証人喚問も予定されていた。

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