秋元司元議員実刑確定し収監へ、最高裁が異議棄却
カジノを含む統合型リゾート(IR)参入を巡る汚職事件で、収賄と組織犯罪処罰法違反(証人等買収)の罪に問われ上告が退けられた元衆院議員、秋元司被告(53)について、最高裁第1小法廷(岡正晶裁判長)は15日までに、異議申し立てを棄却する決定をした。懲役4年、追徴金約758万円とした一、二審判決が確定し、元議員は収監される。
秋元元議員と共謀したとして収賄罪に問われ、懲役2年、執行猶予4年の判決を受けた元政策秘書、豊嶋晃弘被告(46)の異議申し立ても棄却した。決定は14日付。
一、二審判決によると、秋元元議員はIRを担当する内閣府副大臣などを務めていた2017〜18年、IR参入を目指す中国企業側から計約758万円相当の賄賂を受領した。保釈中の20年には、贈賄側に報酬の提供を申し出て裁判での偽証を依頼した。
秋元元議員らは公判で無罪を主張したが、21年9月の一審・東京地裁と24年3月の二審・東京高裁はいずれも有罪と判断。同12月に最高裁で上告が退けられ、元議員らが異議を申し立てていた。