室蘭 日鋼記念病院運営法人が職員約140人の希望退職募集へ
赤字が続く室蘭市の日鋼記念病院を運営する社会医療法人は、来月、病院や事業所の職員を対象におよそ140人の希望退職を募集することになりました。社会医療法人は、「診療内容や医師数などの医療提供体制に影響はない」としています。
室蘭市にある日鋼記念病院を運営する社会医療法人「母恋」は、人件費の高騰などの影響で今年度も最終的な損益が赤字となる見通しで、経営改善に向けて2026年度に黒字化する目標を掲げています。
社会医療法人の発表によりますと、希望退職は、医師を除いた日鋼記念病院や事業所に勤める820人の職員が対象でおよそ140人を募集するということです。
募集期間は来月1日から14日までで、募集に応じた職員には▼通常の退職金に加算した額を支給するほか、▼希望者には再就職の支援を行うとしていて、ことし3月末付けで退職になるということです。
室蘭市では、医師の安定的な確保や効率的な経営につなげようと、日鋼記念病院を含む市内の3つの総合病院の再編をめぐり、協議が続けられています。
社会医療法人は、この再編を見据えた経営改善のひとつとして、人件費を減らす必要があると判断したとしていて、「診療内容や医師数などの医療提供体制に影響はない」とコメントしています。