音声合成ソフトウェア「星界」が歌い手「sekai」にデザイン酷似? 公式は盗用疑惑を否定
音声合成ソフトウェア「音楽的同位体 『星界』」(登録者数6,000人)に、歌い手「sekai」(同非公開)との酷似が指摘されていた騒動で、同ソフトを手掛ける「KAMITSUBAKI STUDIO」(同6万人)のプロデューサーが「盗用の事実などは一切ございません」と否定しました。
音声ソフトウェアと歌い手のデザインが酷似?
「KAMITSUBAKI STUDIO」はYouTube発のクリエイティブレーベル。バーチャルシンガーの育成・マネジメントをおこなっています。
昨年7月に合成音声ソフトウェア「音楽的同位体」シリーズをリリース。このシリーズの1つである「星界(せかい)」のYouTubeチャンネルを今年2月に開設し、楽曲のカバー動画を投稿していました。「星界」は同社に所属するアーティスト「ヰ世界情緒」(登録者数16万人)をもとに作成された音声合成ソフトウェアとされています。
https://twitter.com/isotope_sekai/status/1497179577684094981?s=20&t=ieAb3-cftZxfwpkdpzmEkQ
しかしこの発表直後、星界の名前やビジュアルが、歌い手のsekaiと酷似しているという指摘の声が上がることに。一部では「丸パクり」などと批判されました。
sekaiは、プロフィールのほとんどが謎に包まれたアーティスト。チャンネル登録者数は非公開としていますが、昨年10月には10万人を突破したことをSNSで報告しています。
プロデューサーが盗用を否定
この騒動を受け、3月3日にKAMITSUBAKI STUDIOのプロデューサーが『note』を通じて釈明しました。
プロデューサーは、「音楽的同位体」シリーズについて「名前を漢字二文字にする」「基本的に白のカラーリング」などのルールを設けていたことを明かした上で、
断言出来る事としては「盗用の事実」などは一切ございません
特定のアーティストさんを参考になどはしておりませんし、正直言うと大変困惑しております
とsekaiとの関与を否定。つい最近まで開発陣はsekaiの存在を認識していなかったといい「ある意味リサーチ不足だとも思うので、率直に申し訳ないなとも感じています」としています。
今後は両者で協議か
プロデューサーは「偶然こういった事が起きてしまうのはどうしても避けられない」と主張。星界は昨年10月に公開していたといい、「『星界』がここ最近発表されたものでも無い事もひとつの事実です」と付け加えています。
今後については
私達としてなんら後ろめたい部分は無いので、現状「星界」の名称変更などは今のところ考えていません
とした上で、英語名で「sekai」と表記すること等は極力控えるとのことです。
プロデューサーは「sekaiさんにネガティブな感情を持っている訳では全くありません。活動を心より応援しております」とした上で、
意図的ではないにしろ結果的に誤解させてしまう打ち出し方になってしまい、各関係者、ファンの皆様には大変御心配をおかけして申し訳ありませんでした
と謝罪しました。この『note』は「一刻も早く誤解を解きたい」との考えから公開したといい、「出来れば(sekai側の)運営さんとも今後お話ししたい」としています。
なお、この声明の発表後、sekaiはツイッターで「すごく大人気ないですね、私も子ども過ぎました 汚いんですね、世界って」と投稿。
しかしその後このツイートは削除し、「あとは大人に任せることにしました 相談します」と投稿しています。
https://twitter.com/uoxvz/status/1499382475239604224?s=20&t=v0RqgVXBUpl8JknT5VarSA
https://twitter.com/uoxvz/status/1499388199629901825?s=20&t=v0RqgVXBUpl8JknT5VarSA