冬休み明け 閉校予定の小学校でも子供たちが元気に登校 秋田
県内の公立の小中学校では14日から冬休み明けの授業が始まり、今年度で閉校する予定の秋田市の小学校でも子どもたちが元気に登校しました。
秋田市太平にある全校児童25人の秋田市立太平小学校では、子どもたちがランドセルに取り付けた熊鈴を鳴らしながら登校し、先生たちと元気にあいさつを交わしていました。
このあと、5年生の教室では子どもたちが、家族とかまくらを作ったことや、スキー場に5回ほど通ってスノーボードで遊んだことなど、冬休みの思い出を発表していました。
また、去年開校150年を迎えた太平小学校は児童数の減少などを受けて今年度で閉校し、4.5キロほど離れた広面小学校との統合が決まっています。
こうした中、子どもたちは「友達をたくさんつくって、低学年の児童から頼ってもらえるような6年生になりたい」など、来年度の目標を立てていました。
11歳の女子児童は「今まで通っていた小学校がなくなってしまうのは悲しいけれど、広面小学校でも勉強を頑張りたいです。修学旅行に行くのが楽しみです」と話していました。