灯火の星 〜The One Story of Ours〜 作:蘭沙
失礼しました。三主もソロくんもイレブンくんも好きですよ。三主は公式ではアルスですが、七主の印象強いですよね。一方三主の名前は小説ネームのアレルが強い。
八月の投稿強化月間です。水曜日も混じって週二投稿となります。持ってけー!私の書きだめー!かきだめ〜(ごまだれ風に)
インクリングの設定置いときますねー。
・インクリング
今時の女子高生のような性格。上手くいくとすぐに調子に乗ってしまう。New!カラストンビ隊3号だが周りには隠している。変装時はヒーロー然とした口調だが、ふとした時に素が出ることもあり、ドジっ子なこともあって、周りからはバレバレである。ヒーローコスチュームはキーラに襲われた時にどこかへ落としてしまったようだ。
新たに救出したインクリングを加え、街の制圧を終わらせたファイター達は魔の森に来ていた。
「…どうしよう、私3号だってバレちゃう。もういっそ他の誰かが見つけないように祈るしか」
「インクリングさん? どうかしましたか?」
「うわあああああああ!」
「うおおお!?」
唐突なる悲鳴に思わず耳を塞ぐ一行。ヘルメットの所為で耳を塞げないオリマーは近くにいたのもあり、釣られて声を上げてしまった。
「び、び、び、び、びっくりした! トレさん!? バレた…じゃなくて、出たのかと思った!」
「君の声にこっちがびっくりしたんだが…」
「出たって… お化け?」
「幽霊! あたし幽霊の笑い声聞いたことがあるもん!」
「ああ、うん。そうなんだね。」
お化けと幽霊は彼女の中でどう違うのか。ボクはお化けの方が怖い、捕まったことあるもん。と心の中で付け足すマリオであった。
魔の森に入っていくと、入り口のすぐ近くに、森にあるには新し過ぎて逆に不自然な建物が見えた。
「…怪しいよね。明らかにここにあった物ではない。」
「入る?」
「入る!」
「インクリング!?」
「とつげき〜!」
「カービィ!? パックマンまで!」
ダッシュで入っていくインクリングの後を追う。この子、やけになってはいないか。
中は、街の電気を供給する電力プラントとなっていた。インクリングにとっては見たことある物もあり、何よりその広さに圧倒された。
「うっそーん…」
「なんだろう、ここは…」
「これは…おかしい。明らかに外見と中の広さがあっていない。」
「中に入ったと思いましたが、実はワープしていたのでしょうか…?」
各々三者三様な反応をする。工場のような建物に入ったかと思いきや、この電気仕掛けの世界だ。そこにあったのはデンチナマズ。インクリングがヒーロー3号として救っていったハイカラシティやハイカラスクエアのエネルギー源。
「えっとね、この子は電気を生み出すから、ここの機械に入れるとほら。」
仕掛けが作動し、足場が現れる。
「ワオ! すごいや!」
「君達の世界のエネルギーなのかい?」
「あっ、うん。そうなの。でもオオデンチナマズがいなくなっても、気にしてないから周りが知っているかどうかは…」
「つまり君は気にしていたと。」
「えっ… さ、さあ? そんな気もするし、しない気もする! ってあっ、ほら見て! あたしが教えた仕掛け早速解いてるよ!」
きょどりすぎだ。
「ここの足場が消えてしまうので… ここは奥のデンチナマズをここに…できました、カービィさん!」
「ぽよ!」
道中のスピリットを倒し、仕掛けにより断絶されている道を繋げて、ファイターの元に辿り着いた。尚、やったのはカービィである。
「よし、いきましょう!」
「ぽよ!」
Wii Fit トレーナーとカービィは二人でファイター戦へ行ってしまった。
「待って…ってもう行っちゃった。独断先行はやめろってあれほど言ったのに…」
「やめろの三文字で済ませられる怒り方ではなかったが…」
「ん?」
「仕方ない。私達は周りの探索をしつつ、スピリットの解放に向かうとしよう。」
手付かずの奥へ向かう。そこを中心に解放を進めていくことにした。
一方、ファイターの解放に向かったカービィとWii Fit トレーナーの二人。
ワープした先のステージは『プリズムタワー』。カロス地方、ミアレシティの建物だ。とはいえ、ミアレシティを一望できるステージは『終点』の姿となっている。
「ぽよー!」
「ピチューさん!」
こねずみポケモンピチュー。ウツギ博士により発見されたピカチュウの進化前の姿。まだ電気袋の発達が不十分なピチューは、自分の使う電撃でも痺れてしまう。
そんなハンデを背負っている上にとても軽い。が、大乱闘ではそのハンデを物ともせず、本人の性格通り、とてもパワフルで、攻撃的な戦い方をしている。
『…』
「ぽ!」
『でんげき』の先制攻撃。ジャンプで躱す。それを見て、ピチューは素早い動きで電撃を身に纏った攻撃を放つ。動きが速くてカービィは避けることが出来なかった。
「カービィさん!」
『太陽礼拝』を撃ち、自らも彼等の元に寄る。
『…』
すると、ピチューは追ってくると予想していたのか、自ら、Wii Fit トレーナーへ向かってくる。
「ぽよ!」
先制攻撃を受けたカービィもピチューの元へ向かう。これでは挟み撃ちだ。
『…』
だが、このピチューは挟み撃ち程度で臆するほど臆病ではないのだ。『太陽礼拝』はジャストガードで防御し、寄ってきた二人をまとめて、電撃を纏う体を回転する攻撃に巻き込んでしまった。
「ぽう…!」
「きゃあ…!」
少し飛ばされ、必然的にピチューと距離を取る形になった。しかし、二人のダメージ量は違う。次にピチューが攻撃を続けるとしたら、ターゲットは、ピチューに近い相手は、ダメージ量が少ない者は。
「やああ…!」
当然Wii Fit トレーナーだ。ダッシュで勢いをつけてからの頭をぶつけるたいあたり。そこから浮き上がったWii Fit トレーナーを尻尾で追撃を始める。
「やあ! えい!」
カービィの『ファイナルカッター』の斬撃がピチューを襲う。カービィの唯一の遠距離技である。Wii Fit トレーナーはピチューの蓮撃から抜け出すことに成功し、カービィの後衛に回る。
「助かりました… ピチューさん素早くて隙もないです。どうしましょう…」
「ぽよっ!」
誇らしげな顔で、胸らしき場所を手で叩くカービィ。
「任せて、ということでしょうか?」
「ぱゆ!」
「わかりました! 私がサポートしますね!」
「ぽよーい!」
カービィが前に出る。そんなカービィに向かってピチューは『ロケットずつき』で突進するも、カービィはシールドでガードした。
「ぷっ!」
『…っ!」
目の前で失速したピチューを掴み、三つ程打撃をいれ、ピチューの上に回り、何度も踏みつける。
「ていっ!」
カービィから離れたピチューを『ヘディング』で打ち出されたボールで狙う。
『…っ』
この攻撃は空中で体を捻ることで回避したが、そこを狙ってカービィに吸い込まれる。
ゴクンと飲み込んだカービィの頭には、ピチューの頭を模した帽子が被ってあった。
「ぴーちゅ!」
ピチューの『でんげき』をコピーしたカービィ。ピチューをコピーしたため、自分では制御できない程の電圧がカービィを苦しめるが、カービィに足りない遠距離攻撃が出来るのは有難い。
『ピ…』
ならば、と言わんばかりにピチューも本家オリジナルの『でんげき』を撃つ。威力は互角。相殺されていてどちらにも届いていない。
「カービィさん! 離れて!」
この声を受け、カービィがジャンプして離脱すると、最大火力の『太陽礼拝』がピチューを襲う。
「ぽよっ。」
「カービィさん、大丈夫ですか? ピチューさんをコピーした以上、電気を使えばカービィさんにもダメージが…」
「ぽい!」
Wii Fit トレーナーは心配する。得意不得意で前衛後衛を決めているとはいえ、前の方がダメージは集中する上に、ピチューのコピーで自らダメージをくらう。彼女はそれを心配していた。
だが、カービィは体を横にふり、大丈夫だと行動で示す。だが、彼女の心配は絶えない。
「何事もやり過ぎは良くありません。まだこれから戦いは続くのに。」
自らの為を思って、言っていることはわかった。心配をさせるのはカービィの本意ではない。でも、カービィが後衛でもやれる事はない。せめてと思い、コピーを解除し、すっぴんで戦うことにした。
「…わかりました。それで妥協しましょう。行きますよ!」
「ぽい!」
腰を低くした戦闘態勢のピチュー。ピチューは感情が高ぶる際、無意識に電気が漏れ出す。それが気にならない程に彼は気分が高まっており、いつ飛びかかってもおかしくない状況だ。
「ぽよっ!」
『…チュウ…!』
かかってこい、と言わんばかりにカービィが一声を掛けると、電撃を身に纏いながら、ピチューが飛びかかってくる。
「ぽっ…ぽよ!」
シールドを使って回避するも、ピチューはガンガン攻撃を続け、シールドの限界が迫ってきた。しかし、完全にピチューはカービィしか見えていない。
「なるほど… これが連携ですね!」
ジャンプでピチューの背後に回り、『ランジ』でピチューを埋める。カービィに集中していたピチューは避けることが出来ない。
「とおっ!」
カービィの強烈な飛び蹴りが埋まっているピチューにヒットする。あまり攻撃をくわえられていないが、自傷ダメージとピチューの軽さなら決着をつけるのに十分であった。
「ふう… なんとか勝てました!」
Wii Fit トレーナーの目の前には、ピチューのフィギュアが倒れてあった。
「ぷぃ…あう…」
「これも上手く連携が…って、カービィさん!?」
勝負には勝ったが、少々無理をしていたカービィは座り込んでしまう。
「すみません、無理をさせてしまって…」
「ぽーぽ…」
顔を横にふり、気にしないでと促す。
「では… ピチューさん。」
ピチューのフィギュアの台座に触れる。光を放つと、ピチューが倒れていた。ピクンと倒れていた耳が立ち、気がついた。
「ピ…チュピ…?」
「ピチューさん、お加減はいかがですか?」
「ぽよ。」
膝を折り、出来る限り高さを合わせるWii Fit トレーナー。座り込みながらも手を上げて挨拶するカービィ。
状況が飲めていないのか辺りをキョロキョロ見回すピチュー。
「ピチュ…ピチュピ!ピチュ!」
はっとしたかと思いきや、身軽な身を生かし、ジャンプ。仕掛けを無視して奥に走っていってしまう。
「ちょっとっ!? ピチューさん!?」
「ぽっ!?」
Wii Fit トレーナーは呼びかけるが、暫く動けないカービィを気にしてピチューを追えない。
「ピチュ…ピッ!」
短い手足で走るピチュー。悔しかった。一方的に負けた自分が許せなかった。例えそれが一人以外の全てに勝った者だとしても。
その屈辱を原動力に変えて、屈辱を無理矢理振り払うように突き進んでいた。
オリマー「さて、みんながスピリットの解放に向かっている。安全の為に残るが、せめて仕掛けを解いておこうか。」
パックマン「コクコク」
オリマー「このデンチナマズは… いっ!」
パックマン「!」
オリマー「なんでもない。電気を抑えてくれないか?」
パックマン「…っ!」
オリマー「気性が荒い! …負けてられるか! 絶対運んでやろう!」
オリマー「次回、『その願いは』」
オリマー「…黄ピクミン三匹。最初からこうしてれば良かったな。もう黒焦げだし、なんかさっき骨見えたし。」
パックマン「…コクリ」