ミカン高騰「過去最高レベル」、気軽に食べられず 生産現場で何が

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山田暢史
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 冬の果物の定番「ミカン」の価格が高騰している。主要産地で生産が落ち込み、今季の卸価格は過去5年で最も高く、「過去最高レベル」という。生産現場で何が起きているのか。

 静岡県三ケ日みかん1盛り780円(税抜き)、和歌山県産みかん1袋480円(同)――。今月中旬、東京都練馬区のスーパーアキダイの店頭に並んだミカンは、例年より2割ほど高かった。秋葉弘道社長は「ほかのフルーツと比べ、割高感が出ている。本来は庶民的な果物だが、いまはパクパクと気軽に食べられなくなっている」と話す。

 農林水産省の食品価格動向調査によると、ミカン1キロの販売価格は平均769円(昨年12月前半)と、前年より120円以上高い。日本園芸農業協同組合連合会によると、1月上旬の京浜や京阪神など4大市場における、ミカン1キロの平均卸売価格は457円(税込み)と、担当者は「過去最高レベル」と話す。

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この記事を書いた人
山田暢史
東京社会部|メディア担当
専門・関心分野
農林水産業、食、武道、災害
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    小林恭子
    (在英ジャーナリスト)
    2025年1月19日7時0分 投稿
    【視点】

    誰でも気軽に買って食べられるフルーツとして知られるミカンが高騰化しているのは、大変残念ですね。 生産現場の状況がよく伝わってきました。 少し視点が異なる話を書いてみますね。 筆者は今、英国に住んでいますが、日本と比較すると、フルーツが

    …続きを読む
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    ダースレイダー
    (ラッパー)
    2025年1月19日9時7分 投稿
    【視点】

     僕は朝日新聞が気候変動をどう報じているかに関心を持っています。この記事でも「暖冬」「酷暑」と言う言葉だけ出てきますが、その原因が気候変動にあるのは明らかです。天気報道、災害報道、農作物からスポーツまで気候変動の影響は社会のあらゆるところに

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