小数の計算問題に、苦手意識を持っている人はいるかもしれませんね。答えの小数点の位置を間違えやすいこともあり、苦手に感じるのかもしれません。
しかし、日常生活では家具の幅やペットボトルの容量など、意外と身近なところに小数が隠れています。今回は、そんな小数の計算問題を間違えないように、正しい計算方法を思い出していきましょう。
問題
次の計算をしなさい。
2.7−3÷2
小数を含む引き算と割り算の問題です。計算順序に注意しましょう。
解説
この問題の答えは「1.2」です。
式全体を見ると、引き算と割り算で構成されていることが分かります。
複数の演算がある場合には、計算順序を確認することを忘れないようにしてください。
<正しい計算順序>
1.掛け算、割り算
2.足し算、引き算
今回は割り算と引き算だけですので、割り算→引き算の順に計算していきます。
まずは「3÷2」の計算からです。次のように、筆算で計算してみましょう。
これで問題の式は、
2.7−3÷2
=2.7−1.5
というところまで、計算することができました。
さて、小数どうしの引き算になりましたが、正しく計算できるでしょうか。次のように、筆算で計算してみましょう。
まずは引き算の要領で、上の数引く下の数を計算していきます。すると、12という結果になりましたが、これで答えとしてはいけません。
忘れがちなのが小数点です。小数点は筆算の下の答えの数に下ろさなければいけませんので、1と2の間に小数点を打ち、答えは1.2となります。
まとめ
小数の計算だからといって難しく考えすぎずに、まずは筆算してみましょう。答えの小数点を付ける位置さえ間違えなければ、整数の引き算と同様に、スムーズに計算できるようになるかもしれません。
さらに、小数点の打ち忘れはよくするうっかりミスです。もしかすると、皆さんもしたことがあるのではないでしょうか。十分注意しておきましょう。
※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法を持つものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):うおうお
数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。
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