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2025.01.18 08:00

あのエヌビディアからAIスキルを学べる「無料のオンライン講座」

Justin Sullivan/Getty Images

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2025年、人工知能(AI)スキルの需要は急増する。より多くの業界や企業がAIスキルを持つ専門家を求めており、その証拠に、履歴書に書くAIスキルが多ければ多いほど年収が上がるという調査もある。

実際、求人サイトのIndeedが行った調査によると、生成AIのスキルがあれば、年収が最大47%もアップするという。AIスキルを身につければ、あなたの職務や業界にとって画期的なAIのワークフローやプロセスを構築し、より革新的でクリエイティブなアイデアを生み出し、生産性を高めながらコストを削減することができる。

マイクロソフトの年次報告書「Work Trend Index 2024」によれば、多くの企業はAI人材を貴重な資産と捉えており、経験は豊かだがAIスキルを持たない人を採用するよりも、たとえ実務経験が浅くてもAIスキルを持つ人材を採用したいと考えている。

起業家やフリーランサーとしてビジネスを改善するためや、単に将来のキャリアのためなど、AIを活用する目的が何であれ、スキルを学ぶために高額な講座を受講したり、学位を取得したりする必要はない。

いくつかの企業がCourseraのような教育サービスと提携し、専門知識を無料または安価で公開しているからだ。

特に大規模なハイテク企業は、企業内部に存在するスキルギャップ、特にテクノロジーとAIに関するスキルギャップを解消する重要性を認識しており、そのための取り組みやリソースの開発に積極的に取り組んでいる。

その一例が、AI開発や機械学習に用いられるGPUなどを開発するエヌビディアだ。マグニフィセント・セブン(アップル、テスラ、マイクロソフト、グーグル親会社のアルファベット、メタ、アマゾンを含むハイテク大手7社)の一角を占めるエヌビディアは、主に企業に提供するハードウェアとソフトウェアなどの製品を通して名前を知ったという人も多いだろう。しかし、多くの人には知られていないが、エヌビディアは「Deep Learning Institute」と呼ばれるオンラインのAI技術者育成講座を提供しており、技術やAIのスキルアップに役立つ、無料または有料ながら低価格の講座を数多く用意している。
次ページ > エヌビディアが提供する5つの無料AI講座

翻訳=江津拓哉

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2024.12.24 16:00

ロジスティクスカンパニーの業務フローを可視化・改善 「企業価値向上」「グローバル化推進」を実現するDX最後のピース

日本企業のDX推進において、業務プロセスを改善する分析手法「プロセスマイニング」が注目を集めている。NIPPON EXPRESSホールディングスで経理・財務領域を主導する常務執行役員の大槻秀史に、同手法のパイオニアであるCelonis(セロニス)の日本法人代表 村瀬将思が話を聞いた。


プロセスマイニングは、業務システムから取得したログデータを分析することで業務の非効率性を発見・改善するソリューションとして、2011年にドイツで誕生したテクノロジーだ。業務プロセスのデータを分析し、業務の現状をデジタルツインとして描写することで、改善すべき点が明確に抽出され、生産性向上に寄与する。

現在、創立100周年となる37年度までの変革のまっただなかにあるNIPPON EXPRESS(NX)ホールディングスは、グループの経理システム統一と標準化にあたって「Celonis」を導入し、大きな成果を上げている。

大槻秀史(以下、大槻):NXグループは37年度に向けた長期ビジョンとして、グローバル市場で存在感を有するロジスティクスカンパニーを目指しており、3つの重要戦略として「グローバル市場での事業成長の加速」「日本事業の再構築」「サステナビリティ経営の推進」を掲げています。

22年度にホールディングス体制へと移行し、その後はグローバル事業本部(GBHQ)の設置、経理システムおよび国際会計基準への切り替え、事業ポートフォリオの見直しなどを行っています。

加えて自社不動産や保有株式の売却による資金を使い、24年の1月にオーストリアのcargo-partner社を取得するといった海外でのM&Aも積極的に実施しています。37年までにグループの売上収益における海外の割合を現在の2倍近く、50%にまで引き上げる計画です。

村瀬将思(以下、村瀬):Celonisは大手企業のC-Suiteを招いたCxOクラブを行うなど、NXグループも進めているグローバル展開やサステナビリティ経営に関する情報や悩みを共有できるコミュニティを立ち上げています。その場では近年、CFOや財務領域責任者に求められる役割が変化している、といった話をよく聞くようになりました。

大槻:NXグループの経理・財務部門には、大きく分けて「企業価値向上」と「グローバル化推進」というふたつの役割が求められています。

まず「企業価値向上」について、従来、株価や時価総額が経営状況と強く連動するPL(損益計算書)重視の傾向がありました。しかし、近年は事業ポートフォリオマネジメントや株主還元の方針、ROIC経営など、市場に対して将来的なBS(バランスシート)のあるべき姿を明確に説明することが重要視されるようになっています。

また、「グローバル化推進」における経理・財務部門の役割はふたつあります。ひとつは、成長分野に対してしっかりとキャッシュを供給すること。もうひとつは業務プロセスのグローバル統一やグループ全体の業務運営の効率化、最適化を図ることによるリスクの抑制です。それぞれがグローバル化推進における、いわばアクセルとブレーキの役割を果たします。
私たちにとって「Celonis」は グローバル市場における成長の パートナーと言えるでしょう。(大槻秀史)

私たちにとって「Celonis」は グローバル市場における成長の パートナーと言えるでしょう。(大槻秀史)

村瀬:これまで財務部門というと“守り”のイメージでした。しかし、近年の財務責任者やCFOは、自社の戦略を市場にアピールして株価を反応させるような経営戦略に直結する立場としての存在感も強まっています。NXグループの改革を進めるうえでは、どのような課題に直面されましたか。

業務システム標準化における課題をプロセスマイニングで解決

大槻:経理・財務領域では、グローバルスタンダードである国際会計基準へと移行するため、19年からグループ内での経理システム統一に着手し、22年度以降はホールディングスと国内の子会社約120社をSAPに移行・統一しています。小規模な子会社ではSAP導入の負荷が大きく、ビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)のセンターをつくって経理業務を集約したのですが、システム移行に伴い、数多くのエラーや手戻りが発生してしまいました。

課題となっていたのは、子会社ごとの独自の事務や業務プロセスで行われていた経理取引を、統一されたフォーマットで最適化された標準業務プロセスに従って、手戻りなくいかに効率よく登録させるかでした。

そして、そのソリューションとして挙がったのがプロセスマイニングでした。

同分野におけるマーケットリーダーであるCelonisはすぐに活用可能なSAPを含めた多種多様な分析用標準カタログやコネクターを提供していたこともあり、業務手順最適化のための分析が高速化することへの期待は大きかったですね。

さらに、経理業務のシェアードサービス化やリモートワークが広がるなかで、ユーザーの業務実態を定量的に把握するためのタスクマイニングも非常に有効と考えたのです。
「Celonis」のデータを 共通言語としているNXグループは、 海外推進企業の好事例です。(村瀬将思)

「Celonis」のデータを 共通言語としているNXグループは、 海外推進企業の好事例です。(村瀬将思)


村瀬:業務の流れを可視化するプロセスマイニングに対して、タスクマイニングは個々人の作業を分析する手法であり、プロセスマイニングで“森”を見て、タスクマイニングで細かく“木や枝”を見ていくイメージです。タスクマイニングは個人の管理・監視が目的ではなく、生産性が高い人のノウハウを形式化し、ほかの人へと引き継ぐことを可能にします。

日本でもシェアードサービス化やリモートワークが進み、2040年問題をはじめとした労働人口減少も深刻化している状況において、タスクマイニングは熟練者のベストプラクティスを継承するために必要なソリューションとなるはずです。そういった意味で、NXグループは早くから「新しい働き方」を適用された成功事例だと思っています。

大槻:海外のM&Aを進めるなかではオーナー企業の買収も多く、独自のルールや決済体系の不備があるケースがままあります。地域や文化も異なることから生じる業務のギャップを埋めていくためには、分析データをもとに標準化を進められるプロセスマイニングは非常に役立っています。

「Celonis」の導入によって、債権・債務領域、購買領域、SSC(シェアドサービスセンター)/BPO領域はいずれも業務改善を果たしていて、その改善効果を金額換算すると今や1億円以上です。

現在はSAPといったSaaSとそのサポートソリューション、「Celonis」の3つを組み合わせて業務改善のサイクルを回すことがひとつのセオリーとなっていて、プロセスマイニングによってSaaS同士を連携させたシナジーの創出を実現しています。

また、「Celonis」活用の新しい取り組みとして、債権債務領域と購買領域を紐づけたオブジェクトセントリックプロセスマイニング(OCPM)の実装や、AI活用に着手するなど、利用範囲も順次拡大しています。

NXグループは今後もグローバルベースでのデータドリブン経営による経営管理の高度化を目指し、それを実現できるプラットフォームの構築に向けて取り組んでいきます。そのためにプロセスマイニングは欠かせないものであり、私たちにとって「Celonis」はグローバル市場における成長のパートナーと言えるでしょう。

村瀬:グローバル戦略を進めるうえで、海外企業を含めて標準化する仕組みに落とし込んでガバナンスを利かせていくことは、経理・財務部門としての“守り”だけでなく、“攻め”の戦略にもつながってくるはずです。「Celonis」のデータを共通言語として海外拠点とも制度や文化を融合させているNXグループは、グローバル推進企業の好事例だと思います。

Celonis
https://www.celonis.com/jp/


右:おおつき・ひでし◎NIPPONEXPRESSホールディングス 常務執行役員 経営戦略本部長および日本通運 取締役常務執行役員。日本通運財務部長などを経て、23年1月より現職。

左:むらせ・まさし◎2009年、日本ヒューレット・パッカードHPソフトウェア・ソリューションズ統括本部に本部長として入社。HPソフトウェア事業統括や執行役員を務めた後、ServiceNow日本法人社長に就任。21年12月より現職。

Promoted by Celonis | text by Michi Sugawara | photographs by Shuji Goto | edited by Akio Takashiro

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2025.01.12 12:00

「高収入につながるスキル」を学べる無料のオンライン講座19、時間の確保方法

Shutterstock.com

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新年の抱負として、キャリアアップ、昇進、転職、起業などを掲げる人もいることだろう。問題は、あなたが達成したいことに沿って行動しない限り、これらのキャリア目標はどれも紙とペン(またはデジタルのメモ帳)に書いた文字でしかないということだ。

これらの行動の主要な部分は、スキルアップを決断し、それを実際に実行することだ。しかし、時間がない、どのようなリソースが利用できるかわからない、キャリア開発に十分投資できる経済力がないなどの制約により、スキルアップをすると心に決めることは、達成できない目標のように感じるかもしれない。

2025年に無料でスキルアップするための19のウェブサイト

そのため、2025年のキャリア目標に向けて努力するあなたにとって、この記事は貴重な情報源となるだろう。以下では、高収入スキル(需要が高く、儲かるスキル)を簡単に学べる無料のウェブサイトをいくつか紹介している。スキルアップに取りかからないための言い訳が1つ減り、目標達成に一歩近づくことができるだろう。また、記事の後半部分ではスキルアップのための時間を確保する方法も紹介する。

Coursera (完全無料のコースもあるし、学費援助制度によって最低90%の費用免除を受けることができる)
LinkedInラーニング(LinkedInのPremiumプラン加入者は無料)
カーンアカデミー
IBM SkillsBuild
CreativeLive(ライブ講座を視聴可能、無料の講座も多くある)
Mozilla Developer Network(MDN)
Udacity
Tinkercad
Pluralsight(Webサイトによれば、50以上のソフトウェア開発コースなどを受講することができる)
Envato Tuts+(主にクリエイティブ系)
FreeCodeCamp
GitHub Skills
HubSpotアカデミー
Googleスキルショップ
Alison
Microsoft Learn
Kaggle
MIT OpenCourseWare
Codeacademy(いくつかの無料コースが存在するほか、米国記事執筆現在、無料のトライアルも準備されている)
次ページ > スキルアップのための時間を確保する方法

翻訳=江津拓哉

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2025.01.08 12:00

「1日たった15分」でスキルアップできる7つのアプリ、2025年版

Shutterstock.com

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現代では、新しいスキルを習得するために多忙なスケジュールを大幅に変更する必要はない。長時間本を読み漁ったり、高額なトレーニングコースにお金をつぎ込んだりする時代は終わった。2025年におけるスキルアップとは、シンプルで、手頃な価格で、柔軟性があり、AIやゲーム性が特徴で、個人の学習嗜好に適応できるものだ。

信じられないかもしれないが、1日たった15分で実際にスキルアップすることができる。

休憩時間、昼食時、通勤時間、早朝や夜など、家が静かなときに利用できることは間違いない。毎日数時間をスキルアップに充てると自分に言い聞かせても、そのプレッシャーによって心理的に圧倒されてしまうかもしれないし、私生活でも仕事でもいろいろと忙しいなか、その目標は現実的なものではないかもしれない。しかし、ソーシャルメディアに費やす時間、テレビを見る時間、その他の無意味で無目的な時間を減らし、そのエネルギーと時間をプロフェッショナルとして成長することに振り向けることができれば、あなたは自分の人生において真の進歩を遂げ、キャリアにおいて経済的な報酬を得ることができるだろう。

2025年版、数分でスキルアップできる7つのアプリ

時間は貴重なものだ。だから、たとえ25分でも自分の成長にまったく時間を使わないよりはましだ。

1. Duolingo:音楽を含む30以上の言語を教えてくれるアプリ。

2. Skillshare:クリエイティブ分野のプロフェッショナルのためのオンライン講座。

3. Elevate:記憶力や集中力などの認知スキルを強化するための、ゲームを使った脳トレアプリ。

4. Blinkist:オーディオブックガイドや、ノンフィクションの本の要約を簡単に消化できる。

5. Headway:これも人気のあるノンフィクションの要約アプリ。

6. Masterclass:演技、ビジネスリーダーシップ、執筆、健康やウェルビーイングなど、さまざまなトピックについて、業界の専門家や有名人による短いレッスンを視聴できるアプリ。

7. LinkedInラーニング:業界のエキスパートやLinkedInトップボイスから、需要の高いビジネス、テクノロジー、クリエイティブスキルを、短時間のビデオレッスンで学ぶことができるアプリ。
次ページ > これらのアプリは無料で利用できる?

翻訳=江津拓哉

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