トランプ氏が大統領就任で「1ドル=130円台ぐらい」の円高に?日本経済の損失額は…識者予想
元財務官僚、内閣官房参与で、経済学者、数量政策学者、嘉悦大教授の高橋洋一氏(69)が18日、ABCテレビ「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」(土曜前9・30)に出演。ドナルド・トランプ氏(78)の米大統領就任による日本経済の影響を解説した。 【写真あり】トランプ氏の息子バロン君 激変ぶりにネット衝撃 昨年、一時1ドル=160円台をつける記録的な円安ドル高水準だったがトランプ氏の大統領就任により「1ドル=130円台ぐらい」の水準になる可能性を指摘した高橋氏。 円安だと輸出企業にメリットが大きく、現に24年度の輸出額は過去最高を更新している。円高だと海外旅行が割安に行けるなどメリットもあるが「日本全体で8兆円ぐらいの損失になると。円安のメリットの方がはるかに大きいんです」と私見を述べた。 さらに「円安っていうのはドル高」とした上で、トランプ氏は「ドル高っていうのは自分が不利だってことを知っている」という。「だからこれ(円安ドル高)を直そうと(トランプ氏が)年中言ってますよ」と語った。