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おさまけの最終巻初版部数を見てわかったのことは、まあひどいですね。通常アニメ後は初版部数が減りますが、作画崩壊した作品はそんなものと比較にならないほどの減ります。 おさまけ1巻は二十万部を軽く超えているのですが、最終巻は1巻の十分の一よりも遥か下の数字です(完全新作の本を出したほうが上なレベルです)。 減ったタイミングをデータで見ると、それはアニメの作画崩壊のタイミングでした。 なお、ダンス等の作画崩壊がバズっても小説の売り上げにはまったく影響はありません。ただひたすら笑われるだけで、売り上げはまったく伸びないのです。 アニメは世界へ拡散されるもののため、失敗した場合は文字や漫画で取り返すのはほぼ不可能です(マンガならワンチャンあり?)。応援してくださる方々には感謝ですが、多くて数十人であり、アニメを見て数千、数万と減る人数を補えるものではありません。 様々な人の証言や結果を分析しましたが、現状、スタッフや関係者が働きやすいよう配慮することよりは、嫌われてもひたすらクオリティ高いものを作るよう尽力したほうが得というデータが出ています(あくまで収入や2期への繋がることを重視したデータですが)。 これからアニメ化を控えている作家は座組(監督や制作会社をどうするかなど)に気を付け、誰がアニメプロデューサーがか誰か監督かをよく調べ、戦略と毅然さをもって話し合い、うかつにうんと言わず、本当に信頼できる人を見つけ、託すのがいいと思ってます。 ちんけな小説家ですが、もしアニメ化まで行ける若手の頑張っている人たちがいるなら、少しでも参考にしてもらえればと思い、記載した次第です。