好きなことを軸に見つけた「人と関わる仕事」の魅力
大学では化学を専攻していた山口。サークル活動ではダブルダッチサークルに所属し、休暇中も朝10時から夜8時まで練習する日々を送るなど本格的な活動に打ち込みました。
「経験したことのないスポーツに挑戦したいという気持ちと、大学生活では真剣にサークル活動に取り組みたいという思いがありました。ダブルダッチサークルは体験入部した際に、真面目に活動している印象を受けたのと、いろんな縄の飛び方がありとてもおもしろかったので入部を決めました」
同じ目標に向かって練習する仲間との4年間は、山口の人格形成に大きな影響を与えたと話します。
「間違いなく大学時代に一番長く一緒に過ごしたのはサークルの仲間たちです。楽しいこともつらいこともたくさんありましたが、そういった時間を共有できたことが、とても良い経験になりました。
そこで最も学んだのはチームワークの大切さです。私自身、団体競技は初めての経験で、自分の力だけではどうにもならない面がたくさんありました。そのたびに仲間と話し合いながら、いろいろと協力して取り組んできた過程が今の仕事にも活かせていると感じます」
進路を考えるにあたり、専攻していた化学の分野で大学院に進んで研究を続ける道や専門職に就く道を最初は考えました。しかし、サークルで感じた「チームワークの魅力」から人と接する仕事がしたいと思うようになり、営業職を軸に就職活動を行うことにしました。
そして、参加した合同説明会の中でNCSと出会います。
「幼馴染みのお父さんが車関連の仕事をしていたり、大学3~4年生の頃は車で友人と遊びに行くなど、接点もあり元々車に興味がありました。オートリースという業界があることを会社説明会で初めて知り、説明会後に幼馴染みのお父さんにその話をしたところ『自動車業界はEV化など進化が著しく、これからオートリースの可能性も広がっていくかもしれないよ』と言ってもらい、ますます興味がわきました。そこで、もっとNCSを知るためにインターンシップに参加することを決めました」
インターンシップでは、社員同士の関係性や社内の雰囲気に惹かれたと話します。
「人事の方々がとても気さくで、社員同士で和やかにお話をされている姿を見て、とても雰囲気の良い会社だと感じました。また、人事の方に『採用関係者以外の社員の方と話したい』という希望を出した際には、快く設定してもらえてうれしかったです。営業部門の方に実際の業務内容や職場の雰囲気を教えてもらえたことで、仕事のイメージも湧きました。
年齢や役職の異なる社員と話をする機会も複数回設けてもらい、その中で就活の不安を相談に乗ってもらったことで、学生一人ひとりに丁寧に寄り添ってくれる、面倒見の良さを感じました。NCSなら入社後も細やかなサポートが受けられ、一人前になるためのステップを踏めると確信し、入社を決めました」
どんなに忙しくても丁寧に仕事に向き合う。失敗から学び、チームでつかんだ成功
オートリースは、車の種類や自動車保険、テレマティクスサービスなど、取り扱う知識が幅広く、覚えることが想像以上に多かったと語る山口。しかし、充実した研修体制と先輩社員のサポートのもと、着実にスキルを身につけていったと振り返ります。
「入社後は1カ月間みっちりと研修があり、5月のゴールデンウィーク明けからは半日を部署で過ごし、残り半日は研修を受けるという形でした。配属後も、上司やオリエンテーターの先輩社員をはじめとした周囲の先輩方が忙しい中で質問に丁寧に答えてくださり、しっかりとしたフォロー体制で学ぶことができました」
現場での学びも重視され、早い段階から先輩社員に同行して実際の商談の場に参加する機会も得られたと話す山口。2年目になり、徐々に仕事に慣れてきた頃、ターニングポイントになるような大きな失敗を経験します。
「お客さまから依頼された仕様と異なる新車を納車してしまいました。当時は部内で社員の異動があり、その関係でお客さまの引継ぎを行ったりと、とても慌ただしい日々を送っていました。ミスが判明した直後から、上司を含めチーム一丸となり最優先で対応し、提携業者にも協力を仰ぎながら迅速な解決を図りました。
最終的にはお客さまにもご納得いただけましたが、仕事への向き合い方を強く反省した出来事でした。それからは、どれだけ忙しくても、今まで以上に一つひとつの業務に対して丁寧に対応することを心がけ、仕事に向き合うようになりました」
この時の経験を経て、より一層身を引き締めて仕事に取り組んだ山口は、その後大きな成果を収めます。入社3年目の2021年に社内表彰を受賞したのです。
「20年ほど前から部として通い続けているお客さまで、なかなか参入のタイミングがありませんでしたが、当社と関係の深い銀行出身の方が、そのお客さまの車両担当部署に着任したことをきっかけに関係構築を進めました。車両管理に関する業務負荷が大きいという課題を伺い、業務効率化とコスト削減の両面からリースバック(※)を提案しました。
自分はリースバックの提案は初めての経験だったため、先輩方の知見も借りながら提案資料を作成し、担当の方と何度も打ち合わせをして、最終的に成約することができました」
※ リースバック:お客さまが所有している車両を一括してリース車両へ切り替える、オートリースのシステム。 お客さまの所有車両を一旦NCSが買い受け、その買い受けた車両であらためてお客さまとリース契約を締結する(当社HPより)
この案件では、50台のリースバックの契約台数の実績に加え、付随する自動車保険契約の獲得、さらに若手社員による成果という点が評価されて表彰対象となりました。
「案件の後任者から『“リースバックをして楽になった”とお客さまが話していた』と聞き、表彰以外の面でも大きな達成感を覚えました。1人では成し遂げることのできない仕事なので、サポートしてくれた周囲の先輩方や営業アシスタントさんなどチームプレイで成り立っていることを強く実感しました」
大阪営業で確立した営業の新スタイルと、後輩育成で感じた喜び
入社4年目となる2022年4月、山口は大阪営業第一部へ異動。新天地では、東京本社での経験を活かしながら、新たな営業スタイルを確立していきました。
「大阪ではとくに人との関係性を重視して仕事をするという感覚があり、関東と比べても距離感が近いのが特徴だと思います。そのため、一つひとつの対応を丁寧に行うことで信頼関係を構築することが重要だと感じています。
私が営業として独り立ちした時期がちょうどコロナ禍だったので、対応の中心が電話となり、相手の表情や感情が読み取れないという課題がありました。大阪に異動した後は新型コロナウイルス感染症の対策に気を配りながら、信頼関係を構築するために可能な限りフェイス・トゥ・フェイスでの営業を心がけていました。
時代の流れでウェブ会議など便利なコミュニケーションツールが増えましたが、対面で会うことで同じ空間を分かち合うことを大切にしています。お客さまの感情がリアルタイムで伝わって『こういう人なんだ』と親近感や信頼感が生まれると思うからです。
NCSのパーパスに、『Your Mobility Partner あなたとツナガル 次代へツナゲル』というフレーズがあって、『人とつながる』ことを大切にしているこのパーパスに、共感しています」
異動から2年経った現在は、大阪府南部エリアを担当。親会社の東京センチュリーや関連会社のオリエントコーポレーションと連携した新規開拓に注力している山口ですが、営業業務に加えてオリエンテーターとして新入社員の育成も担当しています。
「今担当しているのは、とても真面目でしっかりしている後輩が1人。1年目にもかかわらず顧客との対応も堂々としていて頼もしく感じています。
最近あった出来事で言うと、既存顧客から車両導入の相談で、後輩にすべて任せて、私は後方支援に回りました。お客さまの要望のヒアリングから最終的な成約まで一連の流れを完結させた後輩の姿を見て、大きな成長を感じてとてもうれしかったです」
山口は自身の経験を活かし、後輩が相談しやすい環境づくりにも気を配ります。
「私が1年目の時、同期の間で『オリエンテーターが忙しくて質問がしづらい時がある』という話を聞いていたので、それだけは絶対にしないように、いつでも話しやすい雰囲気作りを心がけています。
忙しい中でも、後輩に困っている様子が見られたら積極的に声を掛けたり、仕事以外でもコミュニケーションを取ったり。知識がない状況で抱え込んでも解決しないことが多いと思うので、助けが必要なときにすぐ求めてもらえるように意識しています」
各部署との連携や同期の存在。周りに支えられる日々とめざす未来
営業職のやりがいを感じる瞬間を、山口はこう語ります。
「契約を獲得できた時はもちろんのこと、とくに導入後にお客さまから『導入してよかった』『助かっている』といった感謝の言葉をいただけた時に、大きな手応えを感じます。実際の現場で自分の提案が役に立っているという実感を得られる瞬間に『取り組んできて良かった』と心から思えます」
いまは営業職として、またオリエンテーターとして日々の業務に当たる一方で、将来のキャリアについても、山口は明確なビジョンを持っています。
「社内外問わず、誰からも信頼され、なんでも相談してもらえる存在になりたいと考えています。車関連の保険やテレマティクスサービスなど、専門分野での経験も視野に入れています。そこで得た知識を武器に、将来的には営業業務に活かしたいと思っています」
営業職の未来を見据える山口を支える大きな存在の1つが、7人いる同期入社の仲間です。
「プライベートで3カ月に1回ほど集まり、仕事の相談や悩みを共有したり、時にはプライベートな話で盛り上がったりしています。同期は良きライバルであり、信頼できる相談相手でありといった、かけがえのない仲間です」
入社以来、人とのつながりを強く感じてきたと山口は振り返ります。
「私がこれまで担当してきた案件は、周囲のサポートや業務分担、アドバイスなど、多くの方々の協力があって成功に結びつきました。営業は個人プレーのイメージが強かったのですが、実際には契約前後で多くの部署との連携が必要です。
たとえばメンテナンス整備の費用を扱う部署など、提案においてもさまざまな部門と協力して取り組んでいます。大学時代のダブルダッチサークルで学んだチームワークの重要性を、仕事をしながらあらためて感じています」
最後に、山口から就活中の学生に向けたメッセージがあります。
「就活時は先入観にとらわれず、広い視野でさまざまな業界を見ることをお勧めします。当社が取り扱うオートリースのように、世の中には学生にあまり知られていない業界も多いと思います。
また、当社は車を扱う会社ではありますが、展開するサービスは自動車保険やテレマティクスサービスなど幅広く、奥が深いです。車の知識については研修や先輩社員のサポートも充実していますので、車に興味がないからという理由で避ける必要はありません。
人と話すことが好きな方や、チームで達成することに喜びを感じる方は当社が向いているかもしれません。ぜひ興味をもって飛び込んできて、NCSの仲間になってもらえたら嬉しいです」
※ 記載内容は2024年11月時点のものです