クアルコム、インテル買収への関心後退-障害多く魅力薄れると関係者
Michelle F Davis、Ryan Gould、Ian King
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実現すれば過去有数の巨大テック企業同士の合併になるはずだった
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完全買収に伴う複雑さによってディールの魅力が薄れたという
米半導体メーカーのクアルコムは、同業の米インテル買収を目指す関心が後退していると事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。実現すれば、過去有数の巨大テック企業同士の合併になるはずだった。
非公開情報を理由に関係者の一部が匿名を条件に語ったところでは、インテル全体の買収に伴う複雑さにより、クアルコムにとってディールの魅力が薄れた。
それでもクアルコムがインテルの一部買収を検討したり、興味を今後再燃させたりすることは常にあり得ると関係者は述べた。
インテルとクアルコムの担当者は、いずれもコメントを控えた。
クアルコムがインテルに買収の可能性を予備的に打診したとブルームバーグ・ニュースや他のメディアが9月に伝えた。8月1日に発表した四半期の売上高見通しが予想を下回り、従業員の15%削減計画を公表するなど、インテルは厳しい状況に置かれていた。
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しかし、買収のディールは500億ドル(約7兆6900億円)を上回るインテルの負債引き受けなど、財務や規制、業務面で幾つもの障害に直面した。両社の重要市場である中国を含め、長く困難な反トラスト法(独占禁止法)審査が必要になることも予想された。
スマートフォン用半導体などに強みを持つクアルコムは、自動車部品や接続機器、パソコン用半導体などの新たな分野を伸ばすことで、2029年度までに年間220億ドルの増収を目指している。
原題:Qualcomm’s Takeover Interest in Intel Is Said to Cool(抜粋)
(背景などを追加して更新します)
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