48 闘技大会開催の宣言をしろ国王ォォォ!!


 闘技大会当日。

 サザンカさんが作ってくれた朝ご飯を腹いっぱい食べて、孤児院に向かうリンを見送ってから、3人で闘技場に向かう。


「朝からまぁ凄まじい活気だこと」

「闘技場に向かう通りから既に屋台や露天商が準備されていますね。彼らにとってはまさしく稼ぎ時でしょう」

「日程的には試合の合間に楽団の公演や歌劇なども開かれて……ずっと試合だけという感じでもござらぬようで。本当に国を挙げての催しでござるな」

『みゃあ!』


 普段通りの俺とイレヴン、そして既に鎧武者姿になっているサザンカさんで王都中央に建てられている闘技場へ向かう道中の人々の熱気にあてられてほえーっとなってしまう。

 どこもかしこも観客からお金を落とすために頑張ってますわ。人々が走り回って準備して、歓声と喧騒があって……それに王都の騎士団や自警団もまぁ人員めっちゃ増やして対応している。

 ギルドでも大会に参加しない冒険者が闘技場やその周辺の警備に回っている話は聞いてるしな。お疲れ様ですわ。

 メルセデスさんとかノックスさんも警備に回ってるって話だし。大きな事件がないといいんですけどね。喧嘩くらいで済めばええな。


「……ってちょっと! サザンカさんそっちじゃないっす! こっちね闘技場!!」

「む、そちらであったか……いや失礼。この一週間でようやくロック殿の家は覚えたものの、まだ地理に疎くてな……」

「目の前に見えてますよね闘技場……?」

『みゃあ……』


 相変らずサザンカさんが方向音痴発揮して思いもよらぬ方向に歩き出すのでそれをしっかり引き留めつつ、闘技場に到着。

 参加受付の時間には余裕で間に合ったね。選手用の受付通路で参加登録をして、選手たちは開会式まで闘技場内のコロシアムでそれぞれ待機だってさ。


「……おお、これが死合の場でござるか。かなり広い……」

「俺も闘技場に来るの何年ぶりってレベルだけど確かに広いっすよねここ」

「最初はバトルロイヤル形式で予選ですから、複数人数で戦うなら手狭になるかもしれませんね」


 闘技場の造りはまぁ……ある程度イメージしやすい感じだと思う。

 施設中央に広い円形の舞台があって、四方から入場口。その周りを高い壁が囲っている。

 で、その外側に観客席があって……まぁコロッセオですわ文字通り。

 観客席には身分高い人用の特別観戦席とかもあったりする。ノインさんはあそこにいたりすんのかな。

 今はその舞台に参加受付を終えた大会参加者が所狭しと集まっているところだ。俺らも中に入り……しかし、早速見知った顔を見つけた。向こうもこちらに気付いたようだ。


「あら、来たわねロック。イレヴンも」

「…………後ろにいるのが、件の赤カブトか」

「おはよー!」

「ん、ケンタウリス組だ。おはよーさんです」


 ケンタウリスのアルトさん、シミレさん、そしてティオ。

 それぞれが既に武装も整えて準備万端って感じだな。今日もお美しいですねお二人とも。

 なんで今日も綺麗ですねって口に出しても怒られなかった。愛を感じる!


「にしても……やっぱり相当の腕自慢が集まってるみたいね」

「剣呑な気配を感じますね。どうにも注目されているようですが」

「…………金級はちらほらと言ったところだが……見慣れない顔も多い。他国からの参加がかなりの数いるようだな。そこの赤カブトのように」

「ふむ。ヒノクニに通知が来てからは我が国では国主が1席しか参加権を用意しなかった故、それを奪い合う戦などもあったでござるよ。予選の前の予選でござるな」

「サザンカさんはそれを突破してきたんだね! すごーい! やっぱり強いんだ……!」

「………………」

「……どうしました、マスター?」

「いや……」


 さてそんなわけで開会式まで少々手持無沙汰になったところで、周りの大会参加者を眺めていたところなのだが。

 俺はふと思ったことがあり、眉をひそめていた。


「……思ったんだけどさ……なんか獣人率高くね?」

「ん? ……あー、そうかもね? 王都にはそこまで数は多くないけど、確かに言われれば……多いかも?」

「アレじゃない? 王都と友好協定結んでる獣王国『グランガッチ』から結構な数が参加してるんじゃないかな?」

「…………距離的にも、馬車で片道3日、ワイバーン便で2日だからな、あの国は。確かに向こうの冒険者が多く参加しているようだ」

「メスケモ率の低さでちょっとテンションが下がっている」

「言うと思った!」

「クソマスターがよ」

「本当に煩悩塗れでござるなロック殿は……」

『みゃあ』


 既に闘技場に入ってる参加者眺めてみると、王都の冒険者の他の参加者がなんか獣人率が高い。

 犬系の人から魚人系の人もいるんだけどそのほとんどが男性冒険者で。なんやろ……もっと女の子おらんのか? ってなった。

 犬耳少女とか人魚タイプの冒険者とかさぁ……そういう需要あるじゃん。どうしてこんなに男性率が高いんだ。

 女性冒険者は正直数えるほどってところか。俺のまわりにいる皆さま以外には。

 ……ん、あれ!? 今俺ハーレム状態じゃね!?


「大会前に叶っちまったな……夢……」

「まだ何も始まってないですよマスター。頼むから賢者のような面構えにならないでください」

「イレヴンの腕は信頼できるんだけどロックがやらかして予選で負けそうな未来が見えるのよねアンタたちの場合は」

「…………とはいえ、オレ達も油断はできないぞ。予選で強い金級と当たったらコトだ。せめてケンタウリス同士で争う事態にはなってほしくない、な」

「予選は開会式の後にくじ引きでしたっけ。うわー……予選の段階では強い人と当たりたくないなぁ正直!」

「拙者はむしろ強者と当たりたい所でござるがな。ふむ、勝ち抜くには運も求められるということでござるか」


 なんか最近俺のまわりに女性が多い事に改めて気が付いてテンションが上がってくる俺と、そんな俺を窘めてくるイレヴン。

 性欲が魔力に直結してんだからいいことやろがい。俺から供給されてる魔力ってのでイレヴンは動いてるから、俺が魔力切れとかになるとちょっと性能が落ちるって話も聞いてるし。いくらでも魔力ぶん回せるようにしといてやるよ。


 まぁしかし特に女子に囲まれてることに他の冒険者からなんか言われることもなく済んだ。途中からモブ相手に対して気配消してたのは秘密な。

 で、カトルとかヴァリスタさんとかも後から来たので挨拶したりして。ミャウをみゃうみゃうしながら待っていると、とうとう開会式の時間が近づいてきた。


「……すごい、この広い闘技場の観客席が満員だー!」

「盛り上がってるわねー……これだけ衆目の中で活躍できれば人気出そう。ロックも頑張れば女の子のファンできるんじゃない?」

「マスターが頑張るということは私が働けていないという事なのでそれだけはないですね」

「俺の活躍の場を奪わんでもろて」


 観客席も満員の客入りでまぁ盛り上がってること。

 見渡せば……客席の南西の高い所にシスターとリン、孤児院のガキ共も発見。ちゃんと見学に来てんだな。リンが既に屋台で買ったらしいホットドッグを大量に抱えてるけどちゃんと小遣い分けて使ってんのかアイツ。


「……ふむ、ロック殿。あちらの席はどんな方々がおられるのか?」

「ん? ああ、あそこは王族専用の席ですね。VIP席ってやつ。この国のお偉いさん方が集まってますよ」

「成程。道理で……強者の気配が漂っていると。あの場にいる者、只者ではない強さを持つ方々ばかりでござるな」

「そーなんだ? ってかそういうの感じ取れるんだサザンカさん」

「この国の王族は人の上に立つ者は力がなければ……って主義だからみんなレベルが高いのよ」

「…………王も、王子も、姫様も。それぞれ鍛え上げている……とは聞くな。王国騎士団の訓練などでも、たまに組手を自ら務めている……とか」


 サザンカさんがなんか感じ入ったらしい方を指さして、そちらにいる王族専用の席について軽く説明する。

 今アルトさんとシミレさんが言った話は俺も聞いたことあるな。なんか王族一同みんな子供の頃に王族教育の一環でめっちゃ鍛えるんだって話。

 まぁ王様や王子がその辺の一般人や冒険者より弱かったら示しがつかないもんね。強い女性は美しいので良いと思います。

 まぁ王族の顔なんて俺には分からんので誰が王様で誰が何番目の王子様とか姫様とかよく知らんのだけれど。


 さて、そんな話をしていたところで、急に大きな銅鑼の音が鳴り響いた。


「うぉっ!?」

「む…………五月蠅いな。オレの耳には毒だ」

「あ、もう時間だね。始まるみたい!」


 俺とシミレさんがその耳の良さがあだになりビクッとしつつも、どうやら大会が始まるようだ。

 ざわめきの広がる闘技場内に、しかしそこで舞台を見下ろす形で準備されてるお立ち台に何名かが上がって来た。

 なんかめちゃくちゃ高級そうな服着たオッサンと美魔女……あれもしかして国王と王妃様かな。顔見たことねぇや。

 んでその隣にいるのはあれギルド長のウォーレンさんだ。後ろに近衛騎士団の偉い感じの人が並んでる。


『……静まりたまえ。開会式を始める』


 ウォーレンさんが拡声魔導器を使って闘技場全域に威厳のあるボイスを響かせる。

 それで観客も参加者もピタッと声が止まり静寂が広がる。大したもんですわ。まぁあの人声めっちゃ渋くて深いからな。ビビるよね。


『ここに集まりし341名の戦士たち……その頂点を決める戦いがこれより始まる。開会に当たり、国王より宣言を頂く。心して聞くように』


 そしてウォーレンさんが続けた言葉はやはり国王の開会宣言。

 あの白毛白髭のオッサンが国王さんだったんだ。ってことはやっぱり隣の美魔女は王妃様だなあれ。

 確か……54歳だったかな今年で。そろそろ子供の誰かが王権を継ぐらしいって前にギルドで話題になってた記憶がある。この大会を節目とするつもりだったりしてね。

 さて、そして国王様が拡声魔導器を手にして、一歩前に出る。威厳たっぷり。


『……オーディンの王、ディストール=オーディンである。此度の闘技大会に参加せし力自慢の者たちよ。磨き上げた力を各々が存分に発揮し、正々堂々と戦い、見事な戦いを見せてくれることを期待する。【王都最強】の称号を掴み取って見せよ!! 誇りある戦いをッ!! 今ここに、闘技大会の開会を宣言するッッ!!!』


「「「───ウオオオオオオオオオオオッッ!!!」」」


 やだもーめっちゃ盛り上がるじゃーん!

 ティオもアルトさんも国王の宣言でテンション上げて腕上げて一緒に叫んでますわ。この歓声にはフードの中のミャウもびっくりして飛び出しそうになっておる。

 俺もだいぶテンション上がったけど、なんか……歓声が上がる時にちょっと観客席に鬨の声上げ始めたサクラっぽい気配を感じて。スンッ……ってなった人です。

 多分シミレさんもそうなんやろな。大音量にしかめっ面してる。耳がいいと大変ですよね。わかるよ。


『国王様、開会宣言を有難うございました。……ではこれにて開会式を終了とする。この後は闘技大会のルールを改めて説明し、その後は参加者に予選のクジを引いてもらう。ではルール説明を始める…………』


 んで国王様と王妃様はそれで戻って行って、そのままギルド長のウォーレンさんが大会ルール説明。つってもこれは既にパンフとかでも周知されてた内容なんで割愛。

 くじ引きは今ここにいる341人で、16回行われる予選のバトルロイヤルのどれに参加するかを決めるのだ。

 えー……一回のバトルロイヤルで21~22人くらいから一人が勝ち抜く感じになるのかね。計算上は。


 日程については、今日だけで予選8回戦を実施。明日は予選9~16回戦。

 明後日からは勝ち抜いた16名による本戦が始まって初日で一回戦8回を通しでやって、4日目で2回戦4回と準決勝。

 最終日に決勝をやって、その後は閉会式からパレードやって町全体で後夜祭で騒いでって日程だ。


 つまりまぁ引くくじ引きの結果次第では今日は戦わずに帰るケースもあり得る。

 ……が、俺としてはできれば今日予選はやっちまいたかった。明日の予選に回されて、明後日の一回戦で連戦ってなるより体力温存できるしな。


『ルール説明は以上。何かあれば闘技場に設営されている大会本部に問い合わせる事。では続けて予選の抽選会を行う! 参加者はスタッフの指示通りに4か所ある抽選場でくじを引き、報告をするように!』


 ルール説明が終わり、そしてくじ引きの時間になった。


「イレヴン、ちょっち」

「ん、はい……マスター? せかしますね?」


 スタッフが舞台に繋がる4方の入場口からそれぞれ入ってくるが、俺はイレヴンの手を取ってすたこらさっさと東の方角の抽選に向かう。

 いの一番に並んで、とっととくじを引いてしまうことにしたのだ。

 早い方がいいしな。


「さて……イレヴン。できれば俺としちゃ今日の予選に参加したいところなんだわ。それでいい?」

「ええ、勿論。何番のグループに入ったとしても私のやることは変わりありません。たとえ相手がサザンカでもヴァリスタでも、必ず勝利を」

「ウム! じゃあその辺も考慮して……引きますかね! おっじゃまー!!」


 列の先頭に並び、抽選のでっけぇ箱からくじを引くようにスタッフに促されて俺は腕を突っ込む。

 自慢の勘で、一番速く戦えて、かつ強そうな誰とも当たらないところを選びましょうねー。まぜまぜしまして……っと。これかな。


「……一番っ!!」

「最初のグループですか。これはいい……早速大暴れして私の高性能をアピールすることにいたしましょう」


 俺が引いたくじは1番。一番最初のバトルロイヤルに参加することになった。

 スタッフにそれを見せて申告すると。闘技場に2か所併設されている大型魔導掲示板に、1~16のグループが切り替わりながら表示されていて、そこの1番に俺の名前が記載された。


「おー! ロックにーちゃん一番だぞ!」

「さいしょのバトルだー! がんばれよーロックにーちゃん!!」

「ロック、さいしょ? かてるかな?」

「どうかしらね。あの子、多人数との戦闘は決して得意ではないから……でもイレヴンさんがいるから何とかなるかしら。ティオや他の強い人が同じ組にならないといいけれどね」


 それを見た孤児院のみんなの楽しそうな声が遠くから聞こえてくる。

 ティオや他の有力冒険者はまだくじを引いてないけど……大丈夫。俺の勘がこの番号は他の強い人と被らないって感じたから。


 そして30分後。

 参加者全員がくじ引きをして……結果として、やはり俺の1番グループには他の優勝候補者が混ざることはなかった。一番強そうなのが金級冒険者のジョニーさんやね。なんとかなるレベルよ。さす勘。


「よかったぁー……ケンタウリスの誰とも被らなくって! いけそう、かもね!」

「ねぇ、アタシの所金級3人いるんだけど!? ヴァリスタさんはいないけど! ちょっと引き悪くない!?」

「…………オレの所は見知らぬ名前が多いな。他国からの冒険者が多いか……面白い」

「ふむ。少なくともロック殿やここにいる方々とは別のグループとなった様でござるな……残念だ。本選でまた相まみえようぞ」


 ティオは10番。他に優勝候補もいないしここは油断しなけりゃいけそうかな。

 アルトさんは5番で金級がいっぱいいる所に混ざったのでちょっと大変そうだ。シミレさんは11番で無名の人が多いから予想外の強者がいなければいけそう。

 サザンカさんは3番。カトルやヴァリスタさんとかとも被ってないし、金級が他に一人いるけど……勝ち抜きそうだな。

 ほか、カトルもヴァリスタさんも俺が見る限りでは油断ならない強敵がいるグループじゃなさそうだ。全員本戦に上がってきそうだなこりゃ。


『では、10分後に予選を開始する!! 一番グループに参加する者以外は舞台から立ち去るように! 参加者は武具を整え、戦いに備えよ!』


 おっと。くじ引きが終わったら早速始まるようだ。

 俺とイレヴンはお互いに頷きあい、戦いに備えて……いや俺らは特段装備を整える必要はないけど。心だけでもきちっと備える。


 ……あ、ミャウだけは逃がしとかないとな。

 予選のバトルロイヤルは開始直後はこの舞台全てが戦場となるが、時間経過とともに舞台の外周から魔法防壁が徐々に縮まってきて戦う範囲が狭まってくるのだ。

 この魔法防壁の外まではじき出されても敗北になるのだが、もしミャウが逃げ回ってこれに触ったら猫の丸焼きになりかねん。戦う前に誰かに預けとこ。


「ってことでティオ、ミャウ頼んだわ。勝ち抜いたら回収に行くから」

「ん! 預かっとくね!! 一緒にロックとイレヴンさん応援しようねーミャウ!!」

『みゃあ!!』

「頑張んなさいよーロック。アンタの腕、今のアタシはそれなりに信じてるからね」

「…………イレヴンも、な。お互い勝ち抜いて、本選で会おう」

「ロック殿とイレヴン殿の腕前、拝見させてもらうでござる」

「ええ。皆さまとの鍛錬を無駄にはしません。必ず勝ち上がり、本選で戦いましょう」

「ケンタウリスのみんなとサザンカさんが俺の事一生懸命応援してくれたら無敵になれる気さえする」

「地味に可能性あるのが怖いわねアンタの場合」


 ミャウをティオに預けて、みんなからも応援の言葉を頂いて。やる気が絶好調をキープしてしまいますわよなぁ!!

 この日の為に一生懸命レベル上げてスキル解放してきたんだからな。結果出さなきゃ嘘でしょ。


「うっしゃ。んじゃ気張っていこーぜイレヴン!」

「ええ。勝利の栄光をマスターに」


 まもなく始まるバトルロイヤルに、二人で気合を込めて挑むのであった。



※※※



~登場人物紹介~



■ディストール=オーディン

王都オーディンを治める国王。53歳。威厳たっぷりのオヒゲ。

そろそろ王位継承して自由になって冒険者やりてぇと考えていたところに魔族騒動が起きたのでめっちゃ困っている。

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