◇すべては若さの特権だった


おはようございます。
暑さ寒さも彼岸までと申しますが、彼岸の頃はまだ暑く、10月に入りようやく気温が下がってきました。少なくとも朝晩は。

秋って、理由はなくても黄昏てしまいますよね。
物思いに沈みたくなる季節です。


そんな思秋期を迎えたみなさんに、お届けしたい記事が公開されました。
まだお読みいただいてない方はどうぞ。

こちらから→哀しくなるほど不器用な人たちの話。


記事中で紹介したのはこちらの本です。




本の著者であるphaさんという方は、時代を象徴する存在の一人です。

10年〜15年前のネット空間では、彼のような自由人がもてはやされていましたね。
そうした自由に生きる人の中でも、他者の心を打つ文章が書ける人はブロガーとして注目され、インフルエンサーと呼ばれました。


知る人ぞ知る。言い換えれば、知ってる人しか知らない有名人ではあったけど、時代の寵児だったのかな。
彼らはネット史に名を刻む存在ではあるけれど、いま現在インフルエンサーとして生き残っている人はいません。


若い頃には時代の先端を走っていた人も、歳を取れば息切れし始め、後から来る若者たちに追い越されていくようになります。
そうして時代は移り変わっていくもの。時代を象徴していた人たちが、やがて世間の注目を失い、時代遅れになっていくのは当たり前のことですよね。


もはやブログという媒体は時代遅れだし、ブロガーは注目されなくなりました。

「ブログで稼ぐ!」と言っていた時代があったなんて、今では嘘みたいです。


記事中の男性(かつてイケハヤに憧れて高知にやってきた、現在は40代の元若者)については、これ以上は語りません。
たまたま彼をテレビで見つけてしまっただけで、もう接点はない人ですから。


残酷かも知れないけれど、もう「次こそ頑張ってほしい」だなんて、うわべだけのエールも送れません。

「大丈夫かな」「連絡して、話を聞いてみようかしら」「もし困っているなら、就職先の紹介できるけど」なんて、おせっかいな気持ちが頭をもたげるのは、相手がまだ若い場合です。


「何やってんのよー!」「もうっ!バカじゃないの!」

と憤る気持ちが湧いてくるのも、相手がまだ若いうちです。


私自身も若さを失ってみて分かるのは、赤の他人がかまってくれる、年長者が世話を焼いてくれるのは、若さの特権だということ。

だから、その特権を持っているうちに、身の振り方と、落ち着き先と、覚悟を決めなきゃならないんです。


「自分探しの旅」を終わらせるのは自分であって、他人ではないのですから。