ノーベル平和賞 被団協の田中さんら知事と面会

 ノーベル平和賞を受賞した日本被団協=日本原水爆被害者団体協議会の代表委員で、県原爆被害者協議会名誉会長の田中煕巳さんらが受賞後初めて、大野知事を表敬訪問しました。

 田中さんたちは、核なき世界の実現に向け、若い世代に引き継いでいきたいと訴えました。

 県庁を訪れたのは田中煕巳さんら、県原爆被害者協議会のメンバー合わせて4人です。

 このうち田中さんと濵中紀子さんは、12月10日にノルウェーのオスロで開かれたノーベル平和賞の授賞式に代表団の一員として出席しました。

 今後の活動について田中さんは「今までやってきたことを元気を出して取り組む。被爆2世、3世の人に手伝ってもらい、受け継いでいくのが大事」と話しました。

 大野知事は「核のない世界を一刻も早くというのは共通理解。被団協の取り組みに感謝するとともに、今回の受賞は私たち日本が持っている責任をしっかり把握しろというメッセージを頂いたと思っている」と述べました。

さいたま市南区で住宅3棟全焼 69歳男性死亡

 17日未明、さいたま市南区で住宅3棟が全焼する火事があり、69歳の男性が死亡しました。

 17日午前1時半ごろ、さいたま市南区松本で「住宅が燃えている」と、近くに住む男性から119番通報がありました。

 警察や消防によりますと、消防車など24台が出動し、火はおよそ1時間半後にほぼ消し止められましたが、火元の木造2階建て住宅と、隣接する住宅2棟の合わせて3棟が全焼したということです。

 火元となった住宅から川畑清さん(69)が救出されましたが、その場で死亡が確認されました。

 また、60代の妻も、顔などにやけどをする軽傷を負いました。

 警察は、詳しい出火の原因を調べています。

“自分は宇宙飛行士” 恋愛感情抱かせ金だまし取る

 実在する日本人宇宙飛行士になりますまして、高齢の女性に恋愛感情を抱かせ、現金をだまし取るなどした疑いで、ベトナム国籍の男女3人が逮捕されました。

 詐欺などの疑いで逮捕されたのは、ベトナム国籍のグエン・ティ・トゥイ・ズオン容疑者(30)ら、男女3人です。

 県警によりますと、3人は仲間と共謀して、おととし11月から12月にかけて、実在する日本人宇宙飛行士になりすまし、都内に住む73歳の女性に接触し、メッセージアプリでやり取りをしていたということです。

 その上で、女性に好意を抱かせ、アプリ上で、「運送会社に預けている私の荷物を、地球に戻るまで安全に保管し続けてほしい」などと伝えたとしています。

 そして、運送会社の保管料などを立て替えさせる名目で、現金およそ860万円をだまし取るなどした疑いが持たれています。

 県警は、捜査に支障があるとして、3人の認否を明らかにしていません。

 県警によりますと、グエン容疑者の自宅からは、100口座以上の通帳とキャッシュカードが押収されています。

 いずれも他人の名義で、このうち、数十の口座は、特殊詐欺事件の振り込み先として、使用されていたとみられています。

 警察は、3人が詐欺グループの一員として、ほかの特殊詐欺事件にも関与しているとみて、全容解明を進めています。

埼玉県内私立高校入試 平均倍率は4.2倍

 県内私立高校の2025年度入試の応募状況が発表されました。

 11月14日現在の平均倍率は4.2倍で、前の年度を0.3ポイント上回っています。

 県学事課によりますと、11月22日から始まる県内47校の私立高校全日制の募集人員は1万4386人で、前の年度と比べ232人減りました。

 応募者数は5万9830人で、前の年度と比べ2243人増えています。

 これによる平均倍率は4.2倍で、前の年度を0.3ポイント上回りました。

 倍率が最も高いのは、栄東で30.4倍、次いで立教新座の16.7倍、早稲田大学本庄の8.0倍となっています。

阪神大震災から30年 児童が防災学ぶ

 6400人以上が亡くなった阪神大震災の発生から、17日で30年です。

 子どもたちに災害に備える意識を高めてもらおうと、川越市の小学校で防災セミナーが開かれました。

 セミナーは日本赤十字社埼玉県支部が企画して、川越市立霞ケ関西小学校で開かれました。

 参加したのは、6年生のおよそ100人です。

 セミナーでは、はじめに、リビングや寝室など、自宅の平面図を書いて、地震が起きたときにどの場所が危険かを話し合いました。

 阪神大震災の犠牲者の多くは、壊れた建物や倒れた家具の下敷きになる「圧死」や「窒息死」でした。

 日本赤十字社によりますと、建物の中での被害を最小限に抑えるため、▼家具は倒れないように金具で固定する、▼窓ガラスは、飛散を防ぐためにフィルムをつける、といった対策をとることが重要ということです。

 子どもたちは、震災から得た教訓を学び、災害から身を守る意識をさらに高めていました。

小学生が育てたコシヒカリ マリ共和国へ

 食糧難に苦しむ人たちを支援しようと、さいたま市の児童が育てたコシヒカリが17日西アフリカのマリ共和国へ送られました。

 さいたま市立植水小学校では、食育の一環として、1999年からJAさいたまと協力し、5年生の児童が田植えや稲刈りしたコメを、食糧難に苦しむ国へ支援米として送っています。

 今回は合わせて297キロのコシヒカリが収穫され、ことし3月ごろ、マリ共和国に届けられます。

 17日の出発式では、児童代表の柴崎琴音さんが、「田植えを通して食べ物の大切さを実感しました。マリ共和国の人に喜んでもらえるとうれしいです」とあいさつしました。

 このあと児童たちは、日本とマリの国旗や、マリの公用語フランス語で書いたメッセージなど、手作りのシールを米袋一つひとつに丁寧に貼り付けていきました。

川越市男性副部長を飲酒ひき逃げ疑いで書類送検へ

 去年6月、川越市市民部の男性副部長が、酒を飲んだ状態で車を運転しひき逃げした疑いで、西入間警察署が書類送検する方針であることがわかりました。

 川越市は17日付けで、男性副部長を懲戒免職処分としています。

 懲戒免職処分となったのは、川越市市民部の福釜周二副部長(56)です。

 市などによりますと、福釜副部長は去年6月19日午後11時ごろ、坂戸市内の飲食店で酒を飲んだ後、乗用車を運転し自転車を押して歩いていた20代の男性をはねて軽傷を負わせ、そのまま立ち去ったということです。

 福釜副部長は、警察から市役所に連絡があり先月18日に発覚するまで、事故を起こしたことを上司に報告していませんでした。

 川合市長は「管理・監督する立場にある職員が、このような不祥事を引き起こしたことで、市民の皆様の信頼を大きく失墜させ、誠に申し訳なく深くおわび申し上げる」とコメントしています。