女優、橋本環奈がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「おむすび」(月~土曜前8・0=土曜は振り返り)。橋本演じる福岡県の糸島で育ったギャルの米田結が、栄養士となり、現代人が抱える問題を食の知識とコミュ力で解決していくオリジナル作品だ。公式インスタグラムが7日更新され、結の神戸栄養専門学校時代に同じJ班で学んできた仲間たちが久しぶりに4人そろって集まり、近況を報告しあうシーンのオフショットが公開された。
★以下ネタバレあり
専門学校を卒業して半年程度だという場面設定。投稿文では「卒業以来のJ班集合。仕事の苦労や近況を報告しあいます。栄養士としてそれぞれの場所でがんばる仲間に、励まされる会となりました。チョーおいしい〝太極軒〟の餃子は、神戸が発祥と言われる味噌だれ餃子。みんなの前の小皿には、味噌だれが入っています」とつづられている。
放送では、四ツ木翔也(佐野勇斗)との結婚に向けて第一歩を踏み出した結は、翔也の母・幸子(酒井若菜)に「私はこの結婚、認めない!」と言われるなどまだまだ前途多難だ。そんな中、専門学校を卒業して、東京の病院で栄養士として働く、カスミンこと湯上佳純(平祐奈)から携帯電話にメールが届く。神戸に帰省してきているので今度の日曜に食事に行こうとのお誘いだ。
日曜日、さくら通り商店街近くのなじみの町中華「太極軒」へ行くと、佳純とサッチンこと矢吹沙智(山本舞香)、モリモリこと森川学(小手伸也)もそろっている。「チョー久々。うれしい!」という結に、佳純も「ね~、なんか泣きそう」。相変わらず沙智はクールに「卒業してまだ半年やん」とあきれる。それでも森川は「いや、泣けます。私まで誘っていただいて」と涙ぐむ。そして4人はビールを飲みながらおいしそうに餃子をつまむ。
佳純は肩を出したスタイルで都会っぽくおしゃれをしている。結が「カスミン、雰囲気変わったね」というと、「当たり前やん。職場、東京の港区やねんよ。おしゃれせんとなめられるし」と佳純。森川が「大変ですか、病院の栄養士は?」と尋ねると、佳純は「想像以上」。患者に病院食はなんでこんなにおいしくないのかといわれたりするという。沙智も管理栄養士の下について、念願の「まんぷく食品」陸上部の栄養サポートの補助をしているが「現場に出たら全然勉強足りへんってわかった。怒られてばっかり」とへこむ。結も社員食堂でベテランの調理師に苦労したと話すと、佳純も同意した。
一方で、沙智は新聞でみたといって、結に翔也の肩のけがを心配する言葉をかける。結は現状を説明。すると、沙智は陸上での五輪出場を断念した自分の経験をもとに「体壊して自分がもう走れへんって受け入れるまでに結構時間かかった。せやから焦らずに、見守ってあげてな」とアドバイスする、といったシーンが描かれた。
フォロワーからは「この店では会話が弾みますね。おいしいもん食べたら…悲しいことを忘れるだけじゃなく楽しいことも色々話せるんですね~。太極軒の味、最強で最高♡」「最高の仲間。J班」「同じ挫折を経験した人間として話をしてあげたいとか、(森川は)昔のツテを頼って(不動産)物件探してくれたりとか、いい仲間ですよね」「栄養士の仕事場の難しさをしった3人」といった感想が寄せられている。