NHK朝ドラ「おむすび」 藤原紀香演じる管理栄養士・西条の前職はバスガイド フォロワー「姿が想像できます」「人生の中にはキッカケがたくさん」

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「おむすび」第75回場面写真(C)NHK

女優、橋本環奈がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「おむすび」(月~土曜前8・0=土曜は振り返り)。橋本演じる福岡県の糸島で育ったギャルの米田結が、栄養士となり、現代人が抱える問題を食の知識とコミュ力で解決していくオリジナル作品だ。公式インスタグラムが17日更新され、結に大きな影響を与える管理栄養士・西条小百合(藤原紀香)の前職が、バスガイドだと明かされるシーンの動画が投稿された。

★以下ネタバレあり

放送では、結は娘の花の定期健診のために新淀川記念病院へ。そこで花を妊娠中に体調を崩して入院した結に、的確な食事のアドバイスをし、その人柄にも感服している管理栄養士の西条にばったり出会う。

結は心配ごとについて西条に聞いてもらう。産休中に星河電器茨木支社の社員食堂では、臨時雇用で専門学校の後輩・水谷正和(真田理希)が栄養士として働いてくれているが、その後を案じているというものだ。「せっかく慣れてきたところだと思うのに私が戻っていいのかな」と結。西条は「私も産休とったとき同じことあったから、何となくだけど気持ち分かるわ」という。

そして、結は西条に管理栄養士になったきっかけを尋ねる。「私、もともとバスガイドさんやってんで」と前職を明かした西条。驚く結に向けて軽妙な口ぶりで「左手に見えますのは、安土桃山時代に建てられ江戸時代に再築された大阪のシンボル、大阪城でございます」とガイドの様子を実演。20代のころ、母親が胃がんになって介護のために退職しなければならなくなったと語る。母親は胃を切除して食べられるものも限られていたため、在宅介護をしながら栄養について勉強を始めたという。

西条はあるエピソードを語り始めた。ラーメンが食べたいと母親がある時言い出したが、固形物はもう食べられない。スープだけなら飲めるんじゃないかと店主に教えてもらって作ると、母親はおいしいとめちゃくちゃ喜んで飲んだという。余命1カ月と伝えられていたが「その後半年も生きてくれた」と西条。結に「すごない(すごくない)?」と思いを伝える。

西条は「こういうことをもっと多くの人にしてあげたいなと思って、一生懸命勉強して管理栄養士になった」と続け、「この仕事はあまり目立たへんし、あまり知られてへんけど、私は誇りに思ってる」と胸を張る、といったシーンが描かれた。

フォロワーからは「お母さんの病気をキッカケにバスガイドから管理栄養士の道へ…凄い!!人生の中には何かの『キッカケ』ってたくさんあって、そこから色んな道がありますね」「西条さんのバスガイド姿が想像できます。きっとバスガイドの時もさまざまな旅行者を楽しませていたでしょうね」「さゆりちゃん再び!さゆりちゃんいるだけで周りが華やかになる♡」といった感想が寄せられている。

また、西条の〝素性〟を他の登場人物らに重ね合わせて推測していた人からは「しまった!ギャルでもスケバンでもレディースでもなかった。でもバスガイドさんって『案内したり説明したり』で、結さんを導くのにピッタリだったですね」といった声が寄せられている。

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