ゴマフアザラシ「ミール」「あんず」神河町ヨーデルの森から引っ越し
朝日新聞デジタル1/17(金)10:15
顔を寄せ合うゴマフアザラシの「あんず」(左)と「ミール」=2025年1月13日、兵庫県神河町猪篠、雨宮徹撮影
兵庫県神河町猪篠の「神崎農村公園ヨーデルの森」で飼育されているゴマフアザラシ2頭が別の施設へ引っ越すことになり、「お別れ会」が13日、開かれた。約80人の来場者が2頭が展示されているプールの周りに集い、餌をやるなど別れを惜しんだ。
ヨーデルの森で飼育されているのは、2017年3月にロシアからやって来た「ミール」(メス、年齢不詳)と、22年3月に秋田県の男鹿水族館からやって来た「あんず」(メス、4歳)の2頭。プールの水深が1メートルに満たなく浅いため、ミールは豊岡市の城崎マリンワールドへ、あんずは神戸市中央区の神戸どうぶつ王国へ16日に引っ越していった。そのかわりに神戸からビーバー2頭が2月にやって来て、今春中にもお披露目される予定という。
お別れ会では、ミールとあんずにアジと氷で作ったケーキが贈呈された後、来場者たちが代わる代わる餌やりをした。2頭は特技にしている片方の前脚を振る動作をして「バイバイ」していた。21年ごろから毎週のように会いに来ているという加古川市の野口真純さん(34)は「頭が良くて動きがコミカルで、2頭ともとても可愛かった。新しい環境で元気に幸せに暮らして欲しい」と話した。(雨宮徹)