SERVICE MANUAL

スクリーニング支援、分類支援、発明評価支援機能

最終更新: 2024-04-09

特許読解支援アシスタント・サマリア アップデート(2023-07-26)

サマリアの大幅なアップデートを実施しました

特許実務を強力に支援する3つの機能が実装されました。

これにより、知財担当者、弁理士の日常業務の業務負荷を大きく軽減することができます。

- スクリーニング支援機能:クリアランス調査、無効資料調査のノイズスクリーニング機能

- 分類支援機能:分類付与、分類作成支援機能

- 発明評価機能:届出発明評価、権利維持判断時の発明評価支援機能

2023-07-26アップデートの概要
2023-07-26アップデートの概要

従来の、深層学習技術を利用したノイズスクリーニング、自動分類付与などのサービスにおいては、

多数の教師データを用意する必要があったり、評価結果も「精度」や「分類結果」などの数値情報のみであり、

知財担当者にとっては処理結果を解釈する際の手間が軽減できていないという課題がありました。

「サマリア」が提供する「スクリーニング支援機能」「分類支援機能」「発明評価機能」は、評価結果だけでなく、関連度や、評価結果などをわかりやすく文書で回答してもらうことができます。

これにより、知財担当者は業務効率を改善することができるとともに、特許検討の業務負荷・ストレスを軽減することができます。

スクリーニング支援機能の概要

スクリーニング支援機能は、以下の用途想定した機能です。

- クリアランス調査:自社製品に関する他社特許調査時のノイズ特許スクリーニング

- 被侵害品調査:自社特許に対する他社製品調査時のノイズ特許スクリーニング

- 無効資料調査:無効化対象発明に関する無効資料調査時のノイズ特許スクリーニング

- 従来技術調査:対象発明に関する従来技術調査時のノイズ特許スクリーニング

スクリーニング支援機能
スクリーニング支援機能

なお、本機能はノイズスクリーニングのための参考情報の提供機能であり、対象製品の権利侵害有無、権利の有効性に関する法的な見解(鑑定結果)を出力する機能ではありません。

スクリーニング機能の使用方法

「スクリーニング機能」を利用するには、キーワードパネルから「AIアシスタントに質問する」ボタンを選択します。

「AIアシスタントに質問する」ボタンを選択
「AIアシスタントに質問する」ボタンを選択

AIアシスタント・ウィザード画面が開くので、「クリアランス・被侵害調査」「無効資料調査・先行技術調査」のいずれかを選択します。

それぞれの相違点は以下の通りです。

- クリアランス・被侵害調査:「対象製品」と特許発明(請求項1)とを比較させることができます。

- 無効資料調査・先行技術調査:「対象発明」と特許発明(全文など)とを比較させることができます。

AIアシスタント・ウィザード
AIアシスタント・ウィザード

一例として、「クリアランス・被侵害調査」を一例として説明します。

「製品仕様」の入力欄に、対象製品(自社製品・他社製品)の製品仕様を文書として入力します。

「製品仕様」の入力
「製品仕様」の入力

「解析対象・解析処理」の選択欄において、解析対象の特許文書とトークン数超過時の処理を選択することができます。

「クリアランス・被侵害調査」の場合は、一般的に「請求項1」から変更する必要はありません。調査目的に応じて変更する必要が生じる場合があります。

「解析対象・解析処理」の選択
「解析対象・解析処理」の選択

「スクリーニング支援を実行する」ボタンを選択すると、処理が実行されます。

処理が完了すると、AIアシスタントは「関連度」「関連度の算定理由」「相違点」に関する検討結果を回答します。

関連度、関連度の算定理由、相違点を、他社特許調査時のノイズ特許スクリーニングとして活用することができます。

例えば、関連度が低い特許は検討対象特許から除外することが考えられます。

AIアシスタントが「関連度」「理由」「相違点」を回答します
AIアシスタントが「関連度」「理由」「相違点」を回答します

分類支援機能の概要

分類支援機能は、以下の用途を想定した機能です。

- 分類付与:特許文書に対して独自の分類定義に従って分類を付与(タグ付け)

- 分類作成:特許文書に対して技術分野、課題、解決手段などの分類観点に従って新たな分類を作成

分類支援機能
分類支援機能
分類支援機能の使用方法

「分類支援機能」を利用するには、キーワードパネルから「AIアシスタントに質問する」ボタンを選択します。

「AIアシスタントに質問する」ボタンを選択
「AIアシスタントに質問する」ボタンを選択

AIアシスタント・ウィザード画面が開くので、「分類付与」「分類作成」のいずれかを選択します。

「分類付与」「分類作成」のいずれかを選択
「分類付与」「分類作成」のいずれかを選択
分類付与機能の利用方法

分類付与を行うには、「分類定義」の入力欄に、分類定義を文書として入力します。

分類定義の入力規則は「#定義: [技術内容] #分類: [分類名]」です。

「入力アシスト」を選択すると、分類定義を入力するための入力フォームが開きます。

分類名、分類定義の入力アシスト
分類名、分類定義の入力アシスト

「分類名」「技術内容」の入力欄に分類ごとの分類名と技術内容を入力します。

「入力アシスト」ボタンを選択すると、入力規則に従って分類定義が入力されます。

分類名、分類定義が入力される
分類名、分類定義が入力される

「解析対象・解析処理」の選択欄において、解析対象の特許文書とトークン数超過時の処理を選択することができます。

「分類付与」の場合は、「請求項1」、課題系の分類付与の場合は「発明が解決しようとする課題」、構成系の分類付与の場合は「課題を解決するための手段」など、目的に応じて解析対象を選択します。

解析対象・解析処理の選択
解析対象・解析処理の選択

「分類付与支援を実行する」ボタンを選択すると、処理が実行されます。

処理が完了すると、AIアシスタントは「分類」「関連度」「検討結果」を回答します。

分類、関連度、検討結果を、特許文書への分類付与時の参考情報として活用することができます。

AIアシスタントが「分類」「関連度」「検討結果」を回答します
AIアシスタントが「分類」「関連度」「検討結果」を回答します
分類作成機能の利用方法

分類作成を行うには、「分類作成」ボタンを選択し、「分類観点・分類軸」を入力します。

分類観点・分類軸の入力規則は、分類観点ごとにカンマ区切りで入力します。

「分類作成」ボタンを選択
「分類作成」ボタンを選択

「入力アシスト」を選択すると、分類観点・分類軸を入力するための入力フォームが開きます。

代表的な「分類観点・分類軸」が一覧表示されるため、複数の分類観点を簡単に選択することができます。

「入力アシスト」ボタンを選択すると、入力規則に従って分類観点が入力されます。

分類観点・分類軸の入力アシスト
分類観点・分類軸の入力アシスト

「解析対象・解析処理」の選択欄において、解析対象の特許文書とトークン数超過時の処理を選択することができます。

「分類作成」の場合は、「請求項1」、課題系の分類作成の場合は「発明が解決しようとする課題」、構成系の分類作成の場合は「課題を解決するための手段」など、目的に応じて解析対象を選択します。とりあえず何らかの分類タグを作成したい場合は「全文」を対象としても良いでしょう。

解析対象・解析処理の選択
解析対象・解析処理の選択

「分類作成支援を実行する」ボタンを選択すると、処理が実行されます。

処理が完了すると、AIアシスタントは「分類名」「分類観点(分類軸)」「検討結果」を回答します。

分類名、分類観点(分類軸)、検討結果を、特許文書への分類付与時の参考情報として活用することができます。

AIアシスタントが「分類名」「分類観点(分類軸)」「検討結果」を回答します
AIアシスタントが「分類名」「分類観点(分類軸)」「検討結果」を回答します

発明評価支援機能の概要

発明評価支援機能は、以下の用途を想定した機能です。

- 届出発明の評価:出願要否検討時の届出発明の評価(ランク付け)

- 登録特許の評価:権利維持要否検討時の登録特許の評価(ランク付け)

具体的に、発明の重要性を評価し、社内や学内の届出発明の出願要否、外国出願要否判断の際の参考情報として活用できます。

また、登録特許の権利維持要否の検討の際の参考情報として活用いただけます。

発明評価支援機能
発明評価支援機能
発明評価支援機能の使用方法

「発明評価支援機能」を利用するには、キーワードパネルから「AIアシスタントに質問する」ボタンを選択します。

「AIアシスタントに質問する」ボタンを選択
「AIアシスタントに質問する」ボタンを選択

AIアシスタント・ウィザード画面が開くので、「発明評価支援」を選択します。

発明評価を行うには、「評価項目・評価基準」の入力欄に、評価項目・評価基準の内容を文書として入力します。

評価項目・評価基準の入力規則は「#評価項目N: [評価項目名] A, B, Cなどのランク定義」です。

「発明評価支援」を選択、「評価項目・評価基準」を入力
「発明評価支援」を選択、「評価項目・評価基準」を入力

「入力アシスト」を選択すると、評価項目・評価基準を入力するための入力フォームが開きます。

「評価項目名」と、評価項目名ごとの「評価基準(ランク)」を入力します。

なお、評価項目には「特許出願意思決定支援のための発明評価(加藤浩一郎他, 情報管理49(3):105-112)」の日本企業、大学等における代表的な評価項目・評価基準が規定値として入力されています。

チェックボックスを選択することにより入力対象の評価項目・評価基準を選択することができます。なお、評価項目名、評価基準の内容はそれぞれ自由に編集することができます。

「評価項目」ごとの「評価基準(ランク)」を入力
「評価項目」ごとの「評価基準(ランク)」を入力

「入力アシスト」ボタンを選択すると、入力規則に従って「評価項目・評価基準」が入力されます。

「評価項目・評価基準」が入力される
「評価項目・評価基準」が入力される

「解析対象・解析処理」の選択欄において、解析対象の特許文書とトークン数超過時の処理を選択することができます。

「発明評価」の場合は、一般的に「請求項1」から変更する必要はありません。評価内容に応じて変更する必要が生じる場合があります。

「解析対象・解析処理」の選択
「解析対象・解析処理」の選択

「発明評価支援を実行する」ボタンを選択すると、処理が実行されます。

処理が完了すると、AIアシスタントは「評価項目」「評価結果」「評価理由」に関する検討結果を回答します。

評価項目ごとの評価結果を、届出発明の評価、登録特許の評価時の参考情報として活用することができます。

AIアシスタントが「関連度」「理由」「相違点」を回答します
AIアシスタントが「関連度」「理由」「相違点」を回答します

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