SERVICE MANUAL

用語抽出機能(新機能)、スクリーニング機能の改修、カスタマイズ指示等のアップデート

最終更新: 2024-07-07

抽出観点に沿って用語やパラメータを抽出する「用語抽出機能」が新たに実装

新たに実装された用語抽出機能は、特許文書から特定の観点(抽出観点)に基づいて用語やパラメータを抽出するための強力なツールです。

用語抽出機能
用語抽出機能

この機能は、特許の技術的側面を詳細に解析し、関連する情報を迅速かつ正確に抽出します。具体的に、指定した観点に従って、文書内の重要な用語やパラメータを自動的に識別し、リストアップします。

これにより、特許調査や技術文書のレビューが大幅に効率化されます。

例えば、以下のような用途でご利用いただけます。

パラメータ(pH、温度、圧力など)の抽出

発明の技術的特徴を定量的に把握するため、電池の作動温度範囲や触媒反応の最適pHなどの具体的なパラメータを特許文書から抽出することができます。

特定の材料や成分の名称の抽出

発明で使用される材料や成分の傾向を分析するため、新規材料の使用傾向や特定産業での主要成分の変化を追跡するために、特許文書から特定の材料や成分の名称を抽出することができます。

製品や装置の部位や構成要素の名称の抽出

製品構造や装置設計の特徴を把握するため、自動車エンジンの構成部品や半導体デバイスの層構造などを特許文書から抽出し、設計トレンドを分析することができます。

出力例

抽出用語:pH 5〜8
抽出観点:お茶のpH(水素イオン濃度)
参照箇所:
「紅茶飲料の pH は特に限定されず,例えば5〜8の範囲で設定できる。」との記載がある。
関連段落:0024

抽出用語:pH 6.5
抽出観点:お茶のpH(水素イオン濃度)
参照箇所:
「pH は6.5であった。」との記載がある。
関連段落:0045

抽出用語:タンニン
抽出観点:茶の含有物
参照箇所:
「紅茶飲料におけるタンニンの含有量は,5〜150mg/100mLとなるような量であることが好ましい。」との記載がある。
関連段落:0018

関連ページ

用語抽出機能

分類支援機能、スクリーニング支援機能の各マニュアルを更新し整理しました。

今回、特許分類支援機能対比支援機能マニュアルを大幅に更新し、より使いやすく、理解しやすいものに改訂しました。このアップデートには、新しい機能の追加説明や既存機能の詳細な操作手順が含まれており、ユーザーの操作性向上を図っています。

また、今回、各マニュアルには各機能の操作サンプルと出力結果のサンプルを含めています。それぞれの機能でどのような出力結果が得られるのか簡単に確認することができます

分類支援機能のマニュアル

分類展開機能

分類付与機能

用語抽出機能

スクリーニング支援機能のマニュアル

クリアランス・被侵害調査

無効資料調査・先行技術調査

ノイズスクリーニング「無効資料調査・先行技術調査」機能の改良

無効資料調査・先行技術調査機能は、特許文書から対象発明と一致または類似する箇所を抽出し、特許の無効性や先行技術の調査を支援する機能です。

今回、機能を改修し、「複数の調査観点(発明のポイント)」ごとに、特許文書から対象発明と一致または類似する箇所をより精度高く抽出できるようになりました。これにより、特許の有効性を評価する際の精度が向上し、特許無効化調査や先行技術の特定がさらに効率的に行えるようになります。

「無効資料調査・先行技術調査」機能の改良
「無効資料調査・先行技術調査」機能の改良

入力例(調査観点)

#対象発明: E_A1
風力発電機の周囲を撮影した画像に基づいて推定される落雷の推定位置の推定温度と風力発電機に落雷が発生したことを判断する基準温度とを比較して、
推定温度が基準温度よりも高い場合に風力発電機への落雷が生じたと判断する
風力発電機の監視システム。

#対象発明: E_A2
撮影画像は、赤外線カメラにより撮影する。

#対象発明: E_A3
赤外線カメラは、風力発電機の周囲を含む周辺の画像を撮影する。

出力例(調査結果)

観点ID:E_A1
関連度:80
一致点:
  • 特許には「風力発電機の監視システム」の記載がある(0001)。
  • 特許には「推定温度が基準温度よりも高い場合に風力発電機への落雷が生じたと判断する」方法の記載がある(0008)。
相違点:
  • 特許には「風力発電機の周囲を撮影した画像に基づいて推定される落雷の推定位置」の記載がない。
関連段落:0001,0008

観点ID:E_A2
関連度:100
一致点:
  • 特許には「赤外線カメラ」の記載がある(0011)。
  • 特許には「撮影画像」の記載がある(0030)。
相違点:
なし
関連段落:0011,0030

観点ID:E_A3
関連度:80
一致点:
  • 特許には「赤外線カメラ」の記載がある(0011)。
  • 特許には「風力発電機の周囲を含む周辺の画像を撮影する」カメラの記載がある(0010)。
相違点:
  • 特許には「周辺の画像を撮影する」具体的な記載が少ない。
関連段落:0011,0010

関連ページ

無効資料調査・先行技術調査

AIアシスタントへの指示の際にカスタマイズ指示を行えるようになりました(追加指示機能)

AIアシスタントに対するカスタマイズ指示機能を追加し、関連度の算定基準や分類観点に関する補足説明、用語の具体的定義などを詳細に指示できるようになりました。

これにより、AIアシスタントによる出力内容を、より柔軟にカスタマイズすることが可能になります。

カスタマイズ指示
カスタマイズ指示

その他、「わかりやすく説明」、「構造化抄録」等の一括処理によるサマリ作成の際にも、追加指示により文字数や出力形式(箇条書き)などをカスタマイズすることができます。

例えば、分類支援機能、スクリーニング支援機能においては、以下のような追加指示を行うことができます。

分類展開機能における追加指示の入力例

  • 「発明の用途」は、材料や素材等の(ユーザによる)最終用途を示し、例えば、スマートフォン、携帯端末等である
  • ゴムは弾性体の一種である、弾性体は他にバネなどを含む
  • 「先端の材質」は、例えば、樹脂や金属などが一般的である

分類付与機能における追加指示の入力例

  • 用語「スマートフォン」を含む場合は、情報端末に分類し、関連度を70以上にする
  • ゴムは弾性体の一種である、弾性体は他にバネなどを含む
  • 分類Aは、アセンブリの上層部に着目して付与する

用語抽出機能における追加指示の入力例

  • pHは水素イオン濃度である。
  • 組成物は、例えば・・・を含み、・・・を含まない。
  • 「先端の材質」とは、例えば、樹脂や金属などが一般的である

無効資料調査・先行技術調査における追加指示の入力例

  • 「3段階以上の制御」を行うものは、関連度を70以上とする
  • カメラによる検出対象に着目して関連度を算定すること
  • 「2段階以下の制御」しか行わないものは、関連度を20以下とする
  • ゴムは弾性体の一種である、弾性体は他にバネなどを含む
  • 分類Aは、アセンブリの上層部に着目して付与する

クリアランス調査・被侵害品調査における追加指示の入力例

  • 「3段階以上の制御」を含むものは、関連度を70以上とする
  • カメラによる検出対象に着目して関連度を算定すること
  • 「2段階以下の制御」しか行わないものは、関連度を20以下とする
  • ゴムは弾性体の一種である、弾性体は他にバネなどを含む
  • 分類Aは、アセンブリの上層部に着目して付与する

クイックアシスト(わかりやすく説明、請求項1説明、構造化抄録等)の文字数を制限できるようになりました

クイックアシスト機能において、出力する文字数を制限できる機能を追加しました。これにより、わかりやすく説明、請求項1説明、構造化抄録などの各出力が、ユーザーの指定した文字数に合わせてカスタマイズ可能になります。

クイックアシストの文字数制限
クイックアシストの文字数制限

設定方法は、画面右上の「ユーザプルダウン」から「環境設定画面」を選択し、「AIアシスタント設定」から「クイックアシストの文字数制限」のオプションをオンにし、制限する文字数(文字数の上限)を入力します。

なお、特許文書によっては必ずしも文字数が制限されず超過してしまう場合もございますのでご注意ください。

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