“5%以上の賃上げ”要求 連合富山 ことしの春闘に向け方針
県内最大の労働団体「連合富山」は、ことしの春闘で定期昇給分を含めて5%以上の賃上げなどを求め、去年を上回る水準を目指す方針を発表しました。
連合富山は16日、富山市内でことしの春闘の方針を決める会合を開きその後、浜守秀樹会長が記者会見で方針を発表しました。
このなかで浜守会長は加盟する労働組合の平均で定期昇給分を含めて5%以上の賃上げの目標を掲げ、去年を上回る水準を目指すことを明らかにしました。
さらに去年は大手を含む全体の賃上げに比べて中小企業の労働組合は賃上げ率が低かったため、ことしは企業の規模間での格差是正を図ろうと中小企業の労働組合については大手よりも1%以上を上乗せし、6%以上を要求していくとしました。
また、こうした目標を実現させるため、連合富山では2月から、組合員が99人以下の小規模事業者を訪問し、春闘の進め方や原材料や人件費などの増加分を適切に価格転嫁できるよう連合富山としての取り組みなどを伝え、交渉の促進を図っていきたいとしています。
浜守会長は「賃金が上がり、物価が上がることも理解し、経済を回して好循環を目指すことを加盟組織と共有していきたい。企業の規模、雇用の形態、男女の間の賃金格差の是正を進め、昨年以上の賃上げを目指す」と述べていました。
県内の春闘の労使交渉は3月中旬にかけて山場を迎えるということです。