柊屋式じそ酒

1、食用仔実装の中から糞蟲具合が高いものを選び、頭をキリで固定する。
味を凝縮させるため(兼糞抜きのため)3日間吊るす。
この間に死んだものや活きの悪くなったものは適さない。
肌につやがあり、お愛想をするものが最適。

2、吊るした状態で手早く腹を切り開く。

3、排泄孔を本体から切りはずす。糞袋に血流が行かないよう、前で縛っておく。
活きがよいものほど動くので、ワタを取る際に素材に傷が付きにくい。

4、ワタを取り除いたあと、流水でよく洗い、10等分程度の房に切り分ける。

5、ざらめ糖をまんべんなくまぶす。素材が満足するまで舐めさせること。
時間は個体差が大きいので、素材次第で見極める。
幸福感に浸り切ると、作り手を見てお愛想をするようになるので、一つの目安になる。

6、素材の幸福感が続いている間に、全体を強火の遠火で炙り、カラメルにする。
(当店でお出しする最上級じそ酒は、必ずお愛想手をしたものに限っております。)

7、好みの原酒(当店では純米清酒、麦焼酎、芋焼酎の3種)に浸す。
夏場は冷所、冬場は常温で保存し、カラメルが溶け切る頃が最初の飲み頃。

~当店板長より~
時間が経つにつれ「じそ風味」がつくので、好みの段階で飲むのが良いでしょう。
仕込みの良いものは、酒を継ぎ足しても風味が続きますよ。
気を良くして歌いだすこともありますので、素材の声を楽しむお客様もいらっしゃいますね。
当店では常にご用意しております。是非ご来店ください。

作者のホームページ:柊屋がし@ゲーム漬け