山形大学の新教育学部、教員養成課程のみに 構想見直し
山形大学は16日、現行の地域教育文化学部を改組して2026年4月に設置することをめざす教育学部を教員養成に特化した課程のみにすると発表した。24年10月に発表した構想では地域の教育を支援できる専門人材を育てる課程も設ける方向だった。教員不足などを受けた文部科学省の方針を踏まえ、構想を見直した。
新たな教育学部の入学定員は145人。学部としては当初構想(165人)より20人少ないが、「学校教育教員養成課程」としては25人増える。小学校か中学校の教員免許を取得することが卒業要件で、子どもの心の問題に的確に対応できる教員の養成コースを追加する。一方で、人文社会科学部と理学部の定員を当初想定より10人ずつ増やす。
16日の記者会見で玉手英利学長は「教育は国が発展するための礎だ。教員養成に対する山形大学の覚悟とメッセージを示すことにもなる」と話した。