女優、橋本環奈がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「おむすび」(月~土曜前8・0=土曜は振り返り)。橋本演じる福岡県の糸島で育ったギャルの米田結が、栄養士となり、現代人が抱える問題を食の知識とコミュ力で解決していくオリジナル作品だ。公式インスタグラムが16日更新され、東日本大震災の被災地を支援するため、結の姉・歩(仲里依紗)とギャル仲間たちが集結し、現地で必要とされている物資を集めて箱詰め作業をしているシーンの画像が投稿された。
★以下ネタバレあり
投稿文では「被災地のために動き出した歩。ギャルのネットワークで現地の声を聞き、必要な物資を集めていきます」とつづられている。
放送では、2011(平成23)年3月に発生した東日本大震災で、歩は当時の体験のフラッシュバックで心の落ち着きをなくしながらも、誰かの力になれないかと模索を始める。阪神・淡路大震災で亡くなった親友・渡辺真紀の父で、靴店を営む孝雄(緒形直人)から「あんたギャルやろ。ギャルやったらギャルにしかできんことせい」といわれ、行動を開始。東京・渋谷で昔つるんでいたギャル仲間で岩手県に住むアキピー(渡辺直美)にメールで連絡。「ギャルサー(ギャルサークル)の仕切り役」となっているアキピーから、生理用品やおむつ、歯ブラシ、リップクリームなど現地で必要とされている物資を聞き出すとリストを作った。
後日、歩の友人・チャンミカこと相原三花(松井玲奈)の古着店には、ギャル仲間が集まって、集めた物資を箱詰めする姿がみられた。ギャルたちに「ナベベ」と呼ばれて親しまれている孝雄も、長靴や安全靴を持ち込んできた。それをみた歩は「絶対役に立つと思う」と話す。そして、歩は準備が整ったのをみると「よし、じゃあ送ろう」とみんなに声をかける、といったシーンが描かれた。
フォロワーからは「ギャルのネットワークの広さ、結束力の強さ、ギャルマインド。素晴らしいです。ナベベもすっかりお友達」「ギャルネットワーク、行動力ありますね!支援物資が集まって良かったです」「多くの支援物資から必要な物を探し出すのが大変。その教訓を生かして、段ボール箱の全部の側面に中身が何なのか書いてありますね」といった感想が寄せられている。
また、さらなるギャル集結を期待する声も。「まだここにアキピーが混ざってくるわけでしょ? (福岡の)ハギャレンも来ないかなあ」といった声もあがっている。