元理事長「他の建築士なら2倍の報酬」 虚偽説明で理事会承認得たか

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福冨旅史 三井新
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 東京女子医科大学東京都新宿区)の新校舎棟の建設工事に関して建築会社社長の男性に支払われた報酬をめぐり、背任容疑で逮捕された元理事長の岩本絹子容疑者(78)が理事会で男性への報酬を諮る際、「ほかの建築士なら2倍かかる」などと説明した稟議(りんぎ)書を提出し、承認を得ていたことが捜査関係者への取材で分かった。

 男性に業務の実態はなかったといい、警視庁は男性への報酬支払いを理事会に承認させ、自身へキックバックさせる目的があったとみている。

 岩本容疑者は2018年7月~20年2月、同大の新校舎棟の2件の建設工事をめぐり、建築会社社長で1級建築士の60代男性に対し、「建築アドバイザー」としての業務報酬名目で大学に不当に支払わせ、約1億1700万円の損害を与えたとして逮捕され、15日送検された。男性が得た利益のうち計約3700万円が岩本容疑者に渡ったという。

 朝日新聞が入手した2018…

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