地方女子の進学阻む「壁」の正体は 現役東大生が感じた違和感

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滝沢貴大
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 東京大学文学部4年の江森百花さん(24)は、東大を目指して浪人していた時の違和感をいまも覚えている。

 医師を目指していたが、文系へ進路変更。静岡県内の予備校に通った。約20人の東大コースのうち、女子は江森さん1人だけだった。

 そういえば卒業した静岡高校も、男子は浪人も前提に幅広い層が東大を受験していたのに、女子は確実に合格が狙えるトップ層だけ。一方、東大に入学した後、首都圏の進学校出身者の女子に東大を目指した理由を聞くと、「みんな目指していたから」という答えが多かった。

 男子と女子、首都圏と地方という環境の差が、そもそも難関大学を目指すというスタート地点で違っているのではないか。「もったいない。なんとかできないか」と考えた。

仲間と学生団体立ち上げ 「地方全体の問題」

 そんな時、大学2年のジェン…

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この記事を書いた人
滝沢貴大
静岡総局
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