分数の掛け算は、分母どうしを掛け算、分子どうしを掛け算することで、答えを出すことができます。しかし、ただ掛け算をすれば良いわけではなく、約分をした形にしなければいけません。計算の手順を間違えてしまうと、約分が難しくなってしまうので、今回の問題には注意しましょう!
問題
次の計算をしなさい。
(9/8)×(16/27)
どのように計算すれば良いのでしょうか。
まずは自分自身で答えを出してみましょう。
解説
今回の問題の答えは「2/3」です。
分数どうしの掛け算で注意すべきポイントについて解説していきます。
「分数×分数」の計算では、分母どうしを掛け算、分子どうしを掛け算すれば答えを求めることができます。
「(9/8)×(16/27)」の計算では次のようになります。
分子:9×16
分母:8×27
このまま掛け算をして「144/216」としても良いですが、これはまだ答えにはなりません。なぜなら「約分」ができるからです。
しかし「144/216」の約分をすぐに行うのは難しく思われます。
そこで、掛け算をする前の状態で約分を考えましょう。
・分子9と分母27はそれぞれ9で割れる(分子1と分母3になる)
・分子16と分母8はそれぞれ8で割れる(分子2と分母1になる)
よって、
分子:1×2
分母:1×3
となります。
つまり、「2/3」となり、これが答えになります。
より複雑な分数の掛け算でも、同様の考え方ができます。掛け算の計算をする前に約分をしましょう。
まとめ
できるだけ簡単な計算ができるように、約分は先におこないましょう!
大人になると分数の掛け算をする機会は減るかもしれません。しかし、いざ計算しないといけないときのために、しっかり復習をしておきましょう。
ぜひ、他の問題にも挑戦してみてくださいね。
※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法を持つものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」
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