元三菱UFJ行員の女 素顔は?
三菱UFJ銀行の貸金庫から金塊を盗んだとして逮捕された元行員の女が「客の貸金庫を利用する頻度を把握したうえで犯行に及んだ」と話していたことが分かりました。 【画像】他の客の資産で補填填も…“細かすぎる手口”も明らかに
■元三菱UFJ銀行の女…素顔は?
年末、東京・練馬区の自宅から姿を見せ、辺りを見回す今村由香理容疑者(46)。もう一度顔を出します。この日から半月以上たった14日、逮捕されました。 今村容疑者は去年9月、2人の男性客の貸金庫から金塊を盗んだ疑いがもたれています。 警視庁によると、FX(外国為替証拠金取引)投資や競馬で損失を出したことがきっかけで、貸金庫に手を出したという今村容疑者。FXでは、少なくとも10億円の損失を出しているとみられます。 どんな生活をしていたのでしょうか。 今村容疑者は、夫と義理の父の3人暮らしだったといいます。 近所の人 「(仕事に)タクシーで行くこともありますし、忙しい人だったんじゃないですか。この辺の土地はあそこの家の土地なので、僕らから考えたら安泰にしか…」 駐車場を借りている人 「(Q.駐車場代は?)1万4000円。派手な生活をしているようではない。半年ぐらい前に女を見た時も部屋着で」 警視庁によると、今村容疑者は消費者金融から借り入れもあり、返済に苦慮していたといいます。
■競馬にのめり込んだ…女の動機が明らかに
2008年から馬券を購入し始め、その後FX取引を始めたといいます。 2013年にはおよそ700万円の借金を抱えた今村容疑者。その年の8月に民事再生法の適用を申請し、認可されています。しかし…。 今村容疑者の供述 「一度やめたが、また始めてしまった」 1年後には投資などを再び始め、10億円以上の損失を出していたということです。 今村容疑者は4年前に江古田支店の営業課長となり、このころから犯行を行っていたとみられます。 三菱UFJ銀行によると、FXなど投機的な利益の追求を目的とした取引は法律でも行内のルールでも禁止されていました。 しかし、今村容疑者が複数の他行の口座でFXを行っていたため、検知することができなかったとしています。 練馬支店の利用客 「ショックでしたよね。ショックと、今朝のニュースで練馬って聞いて。ここかなとネットで調べたら、ここでした」 銀行の信頼を揺るがした今回の事件。 今村容疑者(任意聴取に対し) 「顧客が利用する頻度やサイクルを把握し、窃取対象を決めていた」 今村容疑者は、貸金庫から盗んだものをごまかすため、他の客の資産で補填することもあったといいます。また、“細かすぎる手口”も明らかに。 貸金庫を開けるには銀行側のカギと利用者側のカギ、2つが必要です。 しかし、銀行には顧客側のスペアキーがあり、今村容疑者が管理する立場。 このスペアキーは封緘されていましたが、今村容疑者は使用した後には封筒に戻し、再度のり付けしていたといいます。 想定外の客が来た時は、貸金庫システムを切断し「故障している」と話して発覚を回避。利用客から「中にあるものが違う」と申し出があった時には、「忘れ物」があったとして、うその説明をすることもあったそうです。