韓国の尹錫悦(ユンソンニョル)大統領による「非常戒厳」の宣布を巡り、高官犯罪捜査庁(高捜庁)と警察などで作る合同捜査本部は15日午前10時半すぎ、内乱容疑で尹氏を逮捕した。韓国の現職大統領が身柄を拘束されたのは史上初めて。
大統領は憲法で不訴追特権が保障されているが内乱罪は例外。首謀者として内乱罪が裁判で確定すれば死刑、無期懲役または無期禁錮となる。捜査本部は3日にも逮捕を試みたが大統領警護庁に阻止されていた。
合同捜査本部は15日早朝、ソウルの大統領公邸で逮捕状の再執行に着手。警護庁が抵抗することを想定し、警察は3200人態勢で臨んだ。だが大きな抵抗はなく、高捜庁検事らは午前8時40分ごろには公邸の建物内に進入。尹氏を逮捕した。高捜庁関係者は「(逮捕状の)執行を積極的に阻む人はいなかった。衝突も事実上なかった」と述べた。
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