特養で利用者にやけどさせた疑いで逮捕の介護福祉士を釈放

特養で利用者にやけどさせた疑いで逮捕の介護福祉士を釈放

横浜市内の特別養護老人ホームで熱いみそ汁を高齢の利用者に飲ませて重いやけどを負わせたとして逮捕された29歳の介護福祉士について、裁判所が勾留を認めず、釈放されました。
警察は、今後、任意で捜査を進めることにしています。

横浜市港北区の29歳の介護福祉士は、去年11月、当時、勤務していた横浜市鶴見区にある特別養護老人ホーム「ニューバード獅子ケ谷」で、利用者の90歳の女性に対し沸騰したばかりの熱いみそ汁を飲ませてのどや食道などに重いやけどを負わせたとして傷害の疑いで、8日逮捕されました。
捜査関係者によりますと、横浜地方裁判所が勾留を認めず、介護福祉士は9日、釈放されたということです。
警察によりますと、調べに対し「食事の介助を早く終わらせたかった」という趣旨の説明をしていたということです。
警察は今後、任意で捜査を進めることにしています。

神奈川のニュース