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デジタル推進室
田村 明日香Tamura Asuka
2016年入行

入行理由を教えてください

人々の生活や経済活動の根幹となるお金を扱う業務を通じて、地域と密接に関わり、当行で働くことが社会貢献につながると考えたからです。また、主体的なキャリア形成をサポートする環境が整っていることも魅力でした。入行時は全員が同じスタートラインに立ち、数年後に総合職と特定職のいずれかを選択。自分が希望する職種や部署に応募できる人材公募制度も導入しています。私自身、支店で渉外業務を経験したのち、デジタル推進室への挑戦を希望しました。

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デジタルによる効率化で
新しい価値の創造を支援!
地域の持続的発展を目指す

なぜ、デジタル推進室を
希望したのですか?

デジタル推進室は2020年10月に新設された部署で、行内で人材公募がありました。当時、個人のお客さまを対象に預り資産のご提案やライフプランのアドバイスを行い、お客さまに喜んでいただくことにやりがいを感じていましたが、将来性の高いデジタルという分野でキャリアアップに挑戦してみたいと思ったからです。デジタルに関する知識は乏しかったものの、これまでも投資信託や外貨預金などを一から覚えてきたので、不安よりも「挑戦したらできる!」という気持ちが大きかったですね。当初は覚えることが多くて苦労しましたが、ITパスポートの資格取得など、意欲的に取り組んできました。

仕事ではどのような点を
心がけていますか?

デジタル推進室では、行内のデジタル化で得たノウハウを地域に還元し、お客さまの課題解決に貢献。持続可能な地域社会の実現をデジタルの視点から支援し、地域のDX(デジタル・トランスフォーメーション)を推進しています。その中で私は、デジタル化が目的にならないように心がけています。目的は課題解決であり、デジタル化はあくまでも手段です。まずは、お客さまの「社内システムをうまく運用したい」「効率化や利益向上を目指したい」といったお悩みや課題をしっかりと把握し、解決方法を検討。当室だけでは解決できない場合、他部署と連携して多様なソリューションを提供しています。

印象に残った仕事に
ついて教えてください

あるお取引先から、社内の情報管理を紙からデジタルに移行したいという相談を受け、ITビジネスサポートを成約いただきました。まずは業務フローを分析し、ムダな工程を見直して業務改善に着手。低予算で簡単にシステムができるノーコードツールのクラウドサービスを活用したアプリ構築を支援しました。導入後は社内の情報共有が円滑になることで受注数が伸び、売上と利益が向上したと聞いています。少子高齢化の影響で労働人口が減るなか、人の力だけでは生産性を保つことはできません。今後もDXの推進で効率化を図るとともに、新しいビジネスや価値を創造するお手伝いをしていきたいと思います。