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信用リスク管理グループ
横田 有紀Yokota Yuki
2018年入行

入行理由を教えてください

地元である滋賀県への貢献はもちろんのこと、人や企業に深く関わる仕事に就きたいと思ったことが入行理由です。あるお客さまの住宅ローンでは、収入に見合った借入額の申込ではなかったため審査が厳しい状況でした。そこで、お客さまの人生設計をじっくりヒアリングし、生涯で必要になるお金を試算したうえで、マイホーム計画の見直しと借入減額をご提案。最終的にはマイホーム購入のお手伝いができました。お客さまの夢の実現に寄り添えることにやりがいを感じられる仕事です。

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銀行経営の究極の使命は
リスクを引き受けること
リスク管理は銀行の生命線

支店から本部への異動を
どう受けとめましたか?

入行から2年近く、支店で個人のお客さまに資産運用の提案をしてきた私にとって、信用リスク管理グループへの異動は予想外の出来事。これまで法人のお客さまを担当した経験はなく、「信用リスク管理」の意味もよくわからず、未知の世界に大きな不安を感じました。専門的な知識を身につけるまでは苦労しましたが、理系出身の私にとって、統計の知識や論理的思考力をフルに発揮できる職場であると感じています。

信用リスク管理グループの
仕事内容を教えてください

勘や経験に頼らずに融資先の信用状態を「合理的な尺度」を持って把握するため、当行は2007年に地銀で初めて内部格付手法を導入しました。私たちのグループでは、内部格付制度の設計・改定を行い、審査部門でルールに則った運用がされているのかを検証しています。さらに、再生可能エネルギーなどの成長分野を支援するため、企業ではなく特定のプロジェクトに融資するノンリコースローンの格付設計を手がけ、信用リスク管理の高度化に取り組んでいます。

仕事のやりがいと
今後の目標を教えてください

私たちがリスクを適切にコントロールすることで、金融環境や景気動向に左右されることなく金融仲介機能を発揮することができ、当行は地域社会の発展に貢献できます。コロナ禍で苦しんでいる地元企業に寄り添い復興を支援できるのは、健全な財務基盤を持ち、リスクテイクができる銀行だけです。リスク管理の重要性はますます高まっており、これからもお客さまが安心して取引のできる銀行であり続けるための根幹業務に尽力し、専門性を深めていきたいと思います。