- 支店長代理
- 中野 剛Nakano Tsuyoshi
- 2021年入行
入行理由を教えてください
新卒で地方銀行に就職し、外資系クレジット会社へ転職。他業界を経験することで、経営者と直接対話をして、深く踏み込んだ提案のできる「銀行業の魅力」を再認識しました。滋賀銀行に入行してからは、支店で企業の経営者の方々に寄り添いながら、融資をはじめとするさまざまなご相談に乗り、課題解決をご提案。その経験を活かして2023年2月からは、エリア内のコンサルティング力向上を図るSX(サステナビリティ・トランスフォーメーション)チームに所属し、京都エリアの12カ店のコンサル活動のサポートを行っています。
- 経営者と直接対話をし、
企業価値向上に貢献するため
多面的にコンサルティング活動を
特に印象に残った
仕事について教えてください
支店で渉外業務を行っていたときのこと。ある親族経営企業の社長から「代替わりを考えているが、なかなか切り出すことができない」と長年の事業継承の課題についてご相談を受けました。そこで、親族の方々から本音や意向をお聞きし、「会社のために、どうしたらベストなのか」を考えてご提案。本部の専門部署や外部のコンサルティング会社、税理士との協業により、1年をかけて事業継承を起点とした社内改革と、将来のための投資のお手伝いをさせていただきました。「融資のできるコンサルティング」を初めて体現し、SXチームの業務の原動力にもなっています。
SXチームでは
どんな仕事を手がけていますか
従来の融資提案に留まらず、長期的かつ持続可能な企業価値向上をテーマにコンサルティング活動を行っています。具体的には京都エリアの12カ店を担当し、支店長と役席、担当者との定例ミーティングで事業継承やデジタル化、人材関連など、お客さまの潜在ニーズの仮説立てから訪問前の準備、企画書の作成、付帯提案を行っています。お客さまの詳しい情報を収集するため、専門部署や支店長との連絡はチャットを活用して円滑に連携。所属部店の垣根を越えて、「共に考える風土」が根づいている組織であることを実感しています。
これからの目標に
ついて教えてください
渉外の仕事は、数字目標を達成することではなく、お客さまのサステナビリティ向上に貢献することです。お客さまの持続的な成長を見据え、1年程度の年月をかけてコンサルティングに取り組みます。今後の目標は、この仕事の面白さを若いメンバーにも実感してもらうこと。仮説立てや企画書作成などのプロセスに一緒に取り組み、支援しながらコンサルタントとしての目線や自分のノウハウを伝え、「自分で考えて提案できる力」を養ってほしいですね。それが銀行全体の底上げとなり、企業や地域の発展につながると信じています。