キャリアアップと子育てを両立するために
ワークライフバランスを求めて転職。
高校生の頃からウエディングプランナーを志望していました。大きなライフイベントである結婚式を任せてもらい、人生の思い出として残る仕事に憧れていたからです。希望通り大手ブライダル企業に就職し、栃木県の支店で営業から打ち合わせ、会場設営の監督まで務めて、結婚というライフステージに立つお客さまをサポートしてきました。お客さまから「担当が茂垣さんで良かった」と感謝される、やりがいの大きな仕事ですが激務でもあります。特に週末や祝日は挙式と新規営業が重なるため、帰宅するのは深夜になっていました。ウエディングプランナーとして働いた6年の間に結婚し、二人の子どもに恵まれたことがキャリアを見つめ直す機会になりました。自分自身のキャリアをあきらめずにフルタイムで働いて、子育てもしっかりできるワークライフバランスの良い仕事を探そうと決心したのです。
ウエディングプランナー時代に、お客さまからのご相談で最も多かったのがお金に関することでした。結婚式だけでなく、人生という長いライフサイクルを金融という側面からサポートしたいと考えた私は、当行のキャリア採用に応募したのです。
優しく温かなメンバーのサポートが
異業種から転職した不安を消し去った。
私自身は茨城県の出身で、千葉県の大学を卒業した後に前職で栃木県に配属されました。しかし、他県から移り住んだからこそ栃木県の人たちの優しさや温かさ、豊かな自然の素晴らしさや暮らしやすさを感じられた気がしています。前職で配属されるまで栃木県に縁はありませんでしたが、気が付けば今まで住んだ中で一番好きな場所になっていました。
自分が好きになった地域の人々に貢献したいという気持ちも、当行に転職しようと考えた理由の一つです。前職でウエディングプランナーとしてお客さまに最適な提案をしてきたように、お客さまのライフサイクルに寄り添いながら金融商品をご提案するLA(ライフプランアドバイザー)という仕事に魅力を感じました。いま、銀行業務の基本やLAとしての知識を学ぶために本部で年金関係の業務を担当しています。
異業種からの転職で、右も左もわからない状態で入行しましたが、上司や先輩の丁寧な指導により想像していたよりも早く職場に慣れ、業務を覚えることができました。少しでも困った顔をしていると、誰かがすぐに気付いて声をかけてくれるので、恐縮してしまうほどでした。私が感じた優しく温かい栃木県人の気質は、行内でも変わりませんでした。
一人ひとりのライフスタイルを重視し
自己実現を支援する環境が整っている。
金融機関で働くのは初めてなので、入行したばかりの頃はやはり前の会社との文化の違いに戸惑いや驚きがありました。お金に関わる仕事なので当然ですが、メールを1通送るのにも承認が必要なため正直なところ若干、窮屈さを感じたこともあります。逆に考えようによってはしっかりしたチェック体制があるおかげで、未経験の私でも安心して働けているとも言えます。慎重であるのは、誠実である証拠です。
さらに、前職の環境との大きな違いは、子育て世代がとても働きやすいことです。入行するまで、同じ職場に子育て中のママさんがいたことがありませんでした。今は部内に先輩ママさんがいて相談できます。上司や先輩、職場の同僚も協力的で、突然子どもが熱を出した時など、すぐに帰るようにと早退を促してくれるのは本当にありがたいことです。朝は主人が子どもを保育園に送り、お迎えは私の担当なので時間に間に合うように朝10分早く就業して、10分早く退勤しています。このように変則的な勤務時間を認めてもらえたのは、行員一人ひとりのライフスタイルを重視し、自己実現を支援する当行の姿勢の現れではないでしょうか。
充実した講座やセミナーを活用して
信頼と感謝を得られるLAになりたい。
前職のウエディングプランナーは、結婚式というやり直しの効かないライフイベントをお手伝いする仕事のため、本番でのトラブルは許されません。お客さまと何度も打ち合わせを重ねて、信頼関係を築いていくことが重要でした。現職でも、お客さまの暮らしを支える年金という大切なお金に関わる仕事を担当しています。前職で身に付けた、繰り返し確認を行いながら慎重に業務を進める姿勢は、今の仕事でも変わりません。
私は接客が大好きで、お客さまと長いお付き合いをしながら地域に貢献できる仕事をするために当行を志望しました。金融業界の経験はゼロでしたが、金融の知識や資格取得を支援する講座やセミナーが充実しています。それらを有効に活用して十分な知識と経験を蓄え、あらゆる面からお客さまをサポートできるLAになることが目標です。多くのお客さまと信頼関係を築いてこの職場でも「茂垣さんが担当で良かった」と言っていただけるように、一歩ずつ前進していきます。