法人渉外(2018年入行)
大学で観光を学び、地域振興に興味を持ったことから、金融を通じて地域を支える地方銀行を中心に就職活動を行う。自身は埼玉県の出身だが、栃木県に母の生家があり、幼い頃から馴染みのある土地だったことから足利銀行を志望して入行した。
入行後、最初に配属されたのは実家のある埼玉県の営業店でした。2年目からは一貫して法人渉外を担当しています。埼玉県では当行の知名度が低いと思っていましたが、メインバンクにしてくださっているお客さまも数多くいらっしゃいますので、この地域での歴史と実績の重みを感じました。競合が多い中で当行を選んでいただくために心がけたのは、スピードです。1週間後までに提案が欲しいと言われた融資の相談についても翌日に提案を持っていくようにしていました。お問い合わせを受けたら、すぐに回答するレスポンスの速さでお客さまの信頼を得て、金利等の条件面では劣っていた状況をカバーできたことも何度かありました。私は4年目に栃木県内の営業店に異動し、現在は大口のお客さまを中心としたリレーションシップバンキング担当として金融サービスの提供によるお客さまの課題解決の支援を行っています。
常時おおよそ40〜50社のお客さまを担当しています。複数の案件が同時に進行していくため、対応や処理の遅滞を防がなければなりません。私は進行中の案件のリストを作ってタスクを可視化しています。スケジュール管理を徹底し、優先順位をつけることで対応の漏れを防止でき、適時に的確な提案が可能になります。最近は融資にとどまらず、DXの推進や人手不足、取引先の開拓、事業承継などの幅広いご相談を受ける機会が多くなってきました。自分一人の力では解決できない難題もあるため、次長や支店長に相談してアドバイスを受けるほか、お客さまへ訪問する際、本部の専門チームに同行してもらうなど営業店や本部のサポートをフル活用して乗り越えています。法人渉外の仕事が好きですし、合っていると思うので当分の間は現場で営業スキルを磨いていきます。それが私にとって銀行員の基礎固めだと思うからです。一方で融資や審査など法人営業を支援する業務にも興味があります。営業担当の事務的な仕事を効率化して、お客さまとのコミュニケーションや提案書作成に多くの時間をかけられるようにするなど、業務課題の解決を図る部署やポジションもいつかは経験したいと考えています。
Q. 主な一日のスケジュールは?
08:30 出勤 訪問準備
09:00 お客さまを訪問
12:00 帰店して昼食 上司への報告
13:00 お客さまを訪問
16:00 日報作成 案件相談
17:00 融資案件の稟議書作成
18:00 退勤
Q. 休日の過ごし方やリフレッシュ方法は?
平日の退勤後は同僚と飲みに行ったり、寮でテレビを観たり、検定試験の勉強をして過ごします。休日は実家の埼玉に帰ることが多いですが、栃木に来てから始めたゴルフやライブに足を運ぶこともあります。オンとオフをきっちりと分けて行動できるのが当行の良さだと思います。
Q. あしぎんは、どんな会社?
とても風通しのよい会社です。行員一人ひとりの意見を反映してくれることが働きやすさにつながっていると思います。それは感覚的なものではなく、頭取に直接声を届けられる機会があることや、役員の方々と議論する場が用意されているなど、仕組みや制度が証明しています。