岩手県奥州市水沢の商業施設「メイプル」が2023年4月末で閉店することになり、市は建物と土地を無償で取得して民間に譲渡する方向で検討している。運営会社が所有する抵当権の抹消費用約2億4000万円は市が負担する。地権者が同意すれば、1月上旬にも正式に取得を判断する見通し。市は「メイプルはまちづくりの拠点施設で、閉店は市全体のイメージダウンにつながる」と話している。
メイプルはJR水沢駅前にあり、地上4階、地下1階の東館と、主に立体駐車場になっている西館で構成される。1985年に旧水沢市(現奥州市)が主体となり整備したが、2005年に中核テナントのジャスコ(現イオン)が撤退し、閉店した。事業承継した水沢クロス開発が国や県、市の補助金などを受けて翌年に再開したものの、テナントの減少は止まらず、最近の電気代高騰もあって資金繰りが悪化したため、閉店を決めた。
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