東京電力福島第1原発事故で帰還困難区域となり、閉校した福島県浪江町立津島小学校と津島中学校の校舎が4日、事故後初めて一般公開された。卒業生ら約110人が訪れ、在校時の面影を懐かしんだ。
「やっぱり窓から見える景色が素晴らしい。良いところで学んでいたんだね」。母子そろって津島小で学んだ佐久間美由紀さん(39)=埼玉県熊谷市=は、同級生の佐藤里美さん(40)とともに黄や赤に色づいた山々に囲まれた校舎内を回った。
美由紀さんの長男遥仁(はると)さんは震災当時に小学1年だった。その後は転校を余儀なくされ、各地の学校になじむのに苦労したという。この日、遥仁さんは津島小に来られなかったが、美由紀さんには「津島は優しい人が多く、津島小が一番良かった」と話していたという。
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