浪江町 津島小・中学校の校舎解体へ 卒業生から惜しむ声も
原発事故の影響で使われなくなり3年前に閉校した浪江町の津島小学校と津島中学校の校舎が活用の見通しが立たずに解体されることになりました。
浪江町津島地区の津島小学校と中学校の校舎は、東京電力福島第一原発の事故のあと出された避難指示の影響で使われなくなり、3年前の令和3年度でいずれも閉校しました。
その後、津島地区は、去年3月に小学校や中学校がある地区の一部で避難指示が解除され、学校では校庭に住民が集まるイベントが開かれるなど、にぎわいづくりの拠点として利用されてきました。
津島地区の居住者は20人にとどまっていて、町はことし10月から校舎の活用を希望する事業者を募っていましたが、小学校・中学校とも活用の見通しがたたず、解体されることになりました。
解体の時期は未定だということです。
思い出の校舎が解体されることに卒業生などからは惜しむ声が上がっています。
ことし町に戻ってきた卒業生の今野竹雄さん(45)は「学校生活だけでなく祭りをしたりと様々な思い出がある場所です。校舎がなくなってしまうこと自体はさみしくて複雑ですが、学校があったことは忘れられないと思うので、また新たに人が集まってにぎわいが戻る場所として変わっていってほしいです」と話していました。