56年の歩みに感謝し 来年4月に門別中と統合 厚賀中の閉校式【日高】
「結―ゆい―」を合唱した全校生徒
【日高】来年4月から町立門別中と統合する町立厚賀中(後藤祐美子校長・生徒30人)の閉校式が20日、同体育館で行われ生徒や保護者、来賓、関係者計100人が参列し、学校生活の思い出を胸に慣れ親しんだ校舎に別れを告げた。
同校は、1947年(昭和22年)5月1日厚賀小の1教室及び屋内体操場を借用して門別村立厚賀中を開校。48年(昭和23年)4月5日厚賀中校舎完成(旧校舎完成)、52年(同27年)4月1日に門別町立厚賀中と改称。68年(同43年)9月30日旧厚賀・賀張両中を統合し、門別町立厚賀中を開校。70年(同45年)門別町立厚賀中、正和中、里平中、新冠町立東川中、美宇中、太陽中の全6校を実質統合。95年(平成7年)4月1日の校区変更により新冠町の生徒が新冠中へ。2006年(同18年)3月1日門別町と日高町の合併により日高町立厚賀中に改称。2018年(同30年)9月30日50周年記念式典を挙行。
閉校式で大鷹千秋町長は「厚中は緑豊かな山々、澄み切った空、太平洋といった自然豊かな環境の中、1968年(昭和43年)から統合開校以来、56年の長きにわたり多くの生徒を輩出し、歴史と伝統を築いてきたことは教職員、保護者、地域の皆さんのご支援のたまもの。学校は無くなるが、輝かしい歴史はいつまでも受け継がれていくと確信している。春から門中の歴史が始まる。多くの友達と触れ合いいろいろな試練にぶつかりながら、それぞれの目標に向かって邁進してください」と式辞。
後藤祐美子校長のあいさつ
後藤校長は「歴史と伝統のある厚中、地域と共に56年間歩み続けてきた。支えて下さった皆さんに感謝する。閉校と統合のこの一年は不安を受け入れ、一日一日を大切に過ごそうと生徒たちはさまざまな面で活動してきた。4月からは新しい環境の中で皆さんの良さを発揮し成長して行って欲しい」とあいさつ。来賓の行徳義朗日高教育局長、神保一哉町議会議長からも祝辞が述べられた。
生徒を代表して、3年の西尾李樹さんは「56年の歴史に幕を下ろすことになった。厚中には一人ひとりの努力と成長、笑顔があった。小規模校だからこそ一人ひとりが学校を動かしていく実感があり環境に感謝している。地域の皆さんに支えられ経験した学びは、これからの人生の中で必ず大きな力となると信じる」と別れの思いを伝えた。
全校合唱では、MIWAの「結―ゆい―」を心を込めて合唱。最後に、後藤校長と西尾李樹さんが学校の校旗を大鷹町長に返納し、56年の歴史に幕を閉じた。
大鷹町長(左)に「校旗返納」する後藤校長(中)と西尾生徒代表
閉校式終了後には「閉校記念講演会」として、2014年育成ドラフトで1位指名され、プロ野球西部ライオンズに入団。2022年に現役を引退し現在はライオンズベースボールアカデミーコーチを務める第44期卒業生の戸川大輔さんが講演を行った。
小学生、中学生の時の様子や野球を始めた時の父親との約束やプロとして活躍するために努力したことなどを交え、後輩にこれから大切にすることとして①好きなことを夢にする②自分に小さいルールをつくる③諦めない④感謝の言葉・恩返しなどを4つを掲げ、「厚中という環境で育ったことに感謝し、ずっと絆を大切にしていってほしい」と結んだ。
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