“紀州のドン・ファン”元妻の裁判 傍聴人が無断撮影しSNS投稿

“紀州のドン・ファン”と呼ばれた会社社長を殺害した罪に問われ、1審で無罪を言い渡された元妻が詐欺の罪に問われた別の裁判で、傍聴していた男性が法廷内を無断で撮影し、SNSに投稿していたことがわかりました。許可なく法廷内を撮影する行為は刑事訴訟規則で禁止されていて、和歌山地方裁判所が対応にあたっています。

和歌山地方裁判所などによりますと、無断で撮影されたのは、和歌山県田辺市の会社社長を殺害した罪などに問われ、1審で無罪が言い渡された元妻が別の男性に対する詐欺の罪に問われた裁判です。

去年9月2日に行われた判決の言い渡しの期日に、傍聴席にいた東京の男性がメガネ型のカメラを使って裁判が始まる前の法廷内を撮影し、自身のインスタグラムやYouTubeなどに動画を投稿したということです。

動画はおよそ1分半の長さで、元妻は法廷に入る前で写っていませんが、裁判官や検察官、それに弁護士が座っている様子が撮影されています。

裁判所の許可なく法廷内を撮影・録音する行為は刑事訴訟規則で禁止されていて、和歌山地裁は動画の投稿を把握し、対応に当たっています。

投稿した男性はNHKの取材に対し、裁判所から動画の削除を求められたものの応じる意向はないとしていて「許可がないと撮影できないことを知らなかった。どんな口調でどんなやりとりがあったのか、裁判の様子を誰でも分かるようにするべきだ」などと話しています。

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