カンテレがフル生成AIアニメのプレスリリースを出した。
筆者の知る限りでは、テレビ局が制作した世界初の作品となる。今回はまだ10分弱のミニ番組だが、シリーズ化され、順次発表する予定だという。近い将来、30分サイズのフルAIアニメも登場するだろう。
実は去年から今年にかけて、生成AIアニメの動きが活発だ。
アニメのプロダクションが、制作プロセスの一部を生成AIで行うと発表した。また「日本を代表するAIアニメーションスタジオを作る」と宣言した社も出てきた。
生成AIの活用でアニメ界がどう進化するのかを考えてみた。
フル生成AIアニメ
カンテレが制作したのは「八雲とセツの怪談事件簿」。主人公の八雲とセツがさまざまな難問・奇問に遭遇し、力を合わせてその謎を解き明かすショートミステリーだ(1月14日20時からYouTube「関西テレビアナウンサーチャンネル」で配信開始、全10話の予定)。
新人アナウンサーの2人が主人公を演じる様子を、グリーンバックのスタジオで撮影し、その映像を生成AIで瞬時にキャラクター化している。キービジュアル作成には「人」が必要だが、背景画像やキャラクター動作やアングルなどを生成AIによって自由自在に演出している。
主題歌の作詞作曲でも生成AIが使われた。つまり映像・音声・音楽など全てに生成AIが関わっているという意味で、テレビ局が制作する世界初のフルAIコンテンツと言えそうだ。


