【虎のソナタ】サンスポに用意してくれた星野虎Vの第一声 感謝広告で「あ~しんどかった」

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2003年9月16日付けのサンケイスポーツ10面。星野監督の第一声が紙面感謝広告として掲載された

 「そうか…あれからもう17年か…」

 サンスポの編集総括席でポツンとつぶやくように局次長稲見誠がフッとため息をついた。

 清(すず)しいかなや西風の まず秋の葉を吹けるとき…と島崎藤村は詠んだ。朝晩はやっと涼やかになった。だが、東京ドームはこれからが猛虎の咆哮が響く。

 「いよいよですョ。こっちは若きエース高橋遥人ですから。先輩、コレをあちこち貼り付けておいて景気づけにキリッと頼んますヮ。ボーッとしとらんと」と運動部長大澤謙一郎の声。ボーッとなんかしてないわぃ。

 「虎ソナ席」は連日、もはや勝利の滝行の雰囲気なのだ。運動部長はこの欄で何度も紹介したが読売テレビ朝の情報番組「す・またん!」で御利益全開の『連敗退散! モリビエステッカー』(大好評コラム「と・らたん!」連載中の森たけしアナ直筆のアマビエにあやかった必勝祈願のお札)を持ち出してきて「これを見ながら虎ソナを書いたら、間違いなく御利益があるハズですヮ。そろそろ菅野も打たれ頃という予感がしていますし。多分、いや、まてョ、以前にもそう口走って、甲子園で菅野にやられたしなぁ」。おいおい、大丈夫か。

 負けたら、新聞の売り上げも含めて、すべて森アナのせいにしそうな雰囲気だから、もはや、なりふり構わず特攻隊のような空気なのだ。

 その背後で総括席の稲見誠は冒頭の17年も前の、9月16日付のサンスポ紙面を思い出して熱い吐息をもらした。読者の皆さま、覚えていますか。そう、あれからもう17年が経過しました。

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