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就活「替え玉」事件、関電元社員に有罪判決 東京地裁

(更新)
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企業の採用試験のウェブ型適性検査で受検代行したとして、私電磁的記録不正作出・同供用の罪に問われた関西電力の元社員、田中信人被告(28)の判決公判が28日、東京地裁であった。香川徹也裁判官は「企業のウェブ上の適性検査の信頼を著しく害した」として、懲役2年6月、執行猶予4年(求刑懲役2年6月)を言い渡した。

香川裁判官は判決理由でウェブテストの替え玉受検について「本来の受検者から報酬を受け取っており、経緯や動機に酌むべき点は乏しい」と指摘した。その上で反省の態度を示していることなどを踏まえ、執行猶予付きの判決が相当と結論付けた。

田中被告は公判で起訴内容を認め、被告人質問では「今振り返ると間違いだと思うが、当時は人助けになっているという誤った認識があった」と述べていた。

検察側によると、田中被告は大学院在学中の2019年3月ごろ、友人の誘いを受けて受検代行を開始。その後、ツイッターで「ウェブテスト代行」を名乗るアカウントを開設して「2科目4千円で代行します」などと依頼を募り、20年11月〜22年7月に延べ約300人の受検代行で400万円超の報酬を得たという。

新型コロナウイルスの影響などでウェブ試験が広く行われるようになっていた。あっせん業者を介して依頼を受けたケースも多数あり、田中被告が替え玉受検した企業は全体で延べ数千社に上るとみられる。

判決によると、田中被告は22年3〜4月、就活中の大学生ら3人になりすまし、カード会社や商社、コンサルティング会社が行ったウェブ型適性検査を不正に受検した。

事件は、警視庁がインターネット上の違法情報などを探索する「サイバーパトロール」で田中被告のツイッターのアカウントを見つけて発覚した。ウェブ型適性検査の替え玉受検で代行者が立件されたのは初めてだった。

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