結果的に、セの人選が大正解。平成の黒い霧事件ともいわれた巨人選手の野球賭博事件などの難局を乗り切った。
「前任者の外交官出身の加藤コミッショナーや、経済界出身者だったら、全く対応できず立ち往生していただろう」と球界関係者は熊崎コミッショナーの辣腕に胸をなで下ろしたものだ。
それだけに、球界関係者から「3年後の東京五輪終了まで熊崎コミッショナーに続投してもらうべき」という声が挙がっているのも当然だ。「球界からの反社会的勢力排除はまだ途上で、手を緩められる状態ではない」という現実がある。
あくまでビジネスマンコミッショナーでいくというなら、従来のセ・パ対立構図を解消、三位一体の態勢を築くしかない。(江尻良文)