異例の上位胴元にも捜査のメス…それでも晴れない“平成の黒い霧” 元巨人・笠原被告に懲役1年2月
所属球団への水面下での接触でなく、リスクもある実力行使。巨人関係者は首をひねりつつ、「他でうまくいったから、味を占めたのではないか」と過去に他球団が“口止め料”に応じた可能性を示唆した。
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巨人は福田氏の通信記録から浮上した笠原、斉藤両被告も含めて調査の上、隠さず会見を開いて表沙汰に。日本野球機構による調査過程で、斉藤被告も胴元だと新たに発覚。糸口が多いこちらのルートが、先に丸裸にされていった。
4月には警視庁組対4課が笠原、斉藤両被告を逮捕。捜査のメスが入り、斉藤被告の飲食店で働いていた愛人名義の口座から、野球賭博の顧客や中胴元との間の金銭のやりとりが露見。組織解明のカギとなった。
“斉藤ルート”の三宅容疑者は、指定暴力団山口組の2次団体で愛媛県今治市に本拠を置く博徒の老舗「矢嶋組」傘下組織の所属。今後も大胴元まで追及が続く。
“松永ルート”は未解明だが、名古屋市を拠点とする暴力団組織との関連が注視されている。