佐賀県は10日、昨年12月30日~1月5日の新型コロナウイルス感染状況を発表した。39定点医療機関のうち、休診3カ所を除く36カ所から報告された新規感染者数は162人で、前週から86人減って6週ぶりの減少となった。1医療機関当たり4・50人で、前週の0・70倍だった。
高齢者施設の3件で51人のクラスター(感染者集団)が発生した。
新規感染者162人の保健福祉事務所ごとの内訳は、佐賀中部38人、鳥栖31人、唐津10人、伊万里21人、杵藤62人。年齢別では40代が29人で最も多かった。
インフルエンザの報告患者数は前週から2045人減少した1635人で、1医療機関当たり45・42人だった。県は流行発生警報を継続している。(横田千晶)