12日深夜、千葉・松戸市で目撃されたのは、夜道を歩く1人の人物。

その背後から別の人物が現れると、じわじわと近づいていきます。

しばらくすると、2人がもみ合うような様子が。
これは、強盗致傷事件の瞬間とみられる映像です。

この時、行われていたのが“顔に塩を塗りたくる”。
被害に遭ったのは、帰宅中の女子大学生(22)。

被害者からの110番通報:
自転車を押して歩いていたら、後ろから顔を押さえられて倒された。

警察によると、女性の顔を後ろから来た男が両手で押さえつけました。

その手には、塩を塗り込んだ手袋がはめられており、女性の顔にこすりつけたのです。

その後、男は女性を突き飛ばすと、自転車のかごからバッグを奪い逃走したといいます。

バッグには現金2万7000円などが入っていて、女性は道路沿いのフェンスに背中を打ち、軽傷。

事件現場には、女性が倒されたあとなのか、フェンスの下の部分が曲がっていました。

現場の近くに住む人たちは「身近で実際にそういうのがあると怖い…」「(夜は)暗い方だと思います。人通りも少ないので」と話します。

男は、身長は160cmくらいの痩せ形、カーキ色のダウンジャケットに黒または茶色のニット帽、白いマスクを着けていたということです。

警察が男の行方を追っています。