『R-TYPE』は、1987年に登場した横スクロールシューティングゲーム。オプションユニットの“フォース”や、溜め撃ちショット“波動砲”といった新しい試み、そして独特の映像や雰囲気で話題を呼んだ。
名作シューティングゲーム『R-TYPE』シリーズの世界設定をベースにしたSF戦術シミュレーションゲーム『R-TYPEタクティクス』。その続編が、PSPで登場するぞ。本作は、前作の基本システムを踏襲しながら、戦術コマンドの追加や通信協力プレイなど、新要素が多数盛り込まれている。また、シリーズで初めてキャラクターイラストが登場するなど、ドラマ性を大幅に強化。一方、物語は、地球連合軍とグランゼーラ革命軍という人類どうしの争いが描かれているぞ。今回は、そんな本作の魅力をたっぷりと紹介していく。
本作は、編成した艦隊でミッションに挑むシミュレーションゲームだ。自軍と敵軍が交互に行動するターン制で、自軍ターンにユニットを動かして敵軍ユニットを破壊していく。敵軍の本拠地となる旗艦や基地施設を破壊すれば、ミッション完了となるぞ。そして新たなミッションが追加され、物語が進行していくのだ。
かつて人類は、最後の希望と、残されたわずかな兵力を若き司令官に託し、 バイド星域の奥深くへ送り込んだ。 それから数ヵ月、数年が経つうちに、太陽系に現れるバイドの数は 減っていった。人類はようやく訪れた安らぎの日々に歓喜した。 しかし、それは長くは続かなかった。 人類は永い戦いのあいだに、凶悪かつ強大なバイドに対抗するため、 バイドを人類の兵器として利用する、“フォースシステム”を開発していた。 そしてバイドとの戦いが少なくなってからも、 この強力な兵器を手放すことができなかった。 バイド兵器を巡って世論はふたつに割れた。 未知なる敵からの侵略に備え、積極的にバイド兵器を保持・開発し続けようとするグループと、バイド兵器を破棄するべきだと主張するグループとに。 お互いの主張はかみ合うこなく、対立は深まっていった。 そして皮肉なことに、人類どうしの戦争が始まった。 ふたつに分かれた人類は、新たな兵器を開発し続け、命を奪い合った。 戦いは泥沼化し、戦火は太陽系全域に広がっていった。 人類どうしの戦いは日々その凄惨さを増している。 いま、再び太陽系に迫る強大な危機に気づいている者はいない。
ドラマ性の強化のひとつに、プレイヤーをサポートする副官など、キャラクターイラストの登場がある。これは、『R-TYPE タクティクス』では初めての試みとなるぞ。ちなみに副官は、熱血漢や初々しい女副官など、さまざまなタイプが用意されており、この中から自分好みの副官を選ぶことができるのだ。ここでは、現在判明している副官を紹介していこう!
火星基地鎮圧作戦は、グランゼーラ革命軍が最初に蜂起した場所、火星が舞台となるミッション。攻略目標は、岩盤地帯に建設された基地。基地内部は非常に入り組んでおり、通路も狭く、まさに要塞となっている。旗艦ユニットが待ち受ける最下層までの進軍ルートを、3パターンに分けて詳しく解説しよう。
本作の体験版第1弾が2009年9月24日よりPlayStation Spotにて配信中。さらに、第2弾が2009年10月8日より配信予定となっている。発売まえに本作がプレイできるので、気になる人はダウンロードしてみよう。
本作には予約特典として、『R-TYPE』シリーズより厳選した名曲が多数収録されている音楽CD『R-TYPE Your Best, Our Best サウンドトラック』がついてくるぞ。ちなみに、予約特典の数には限りがあるので、必ず店頭で確認のうえ予約しよう。